スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

エアジハード&3月上旬

2010-06-25 19:08:33 | 名馬
 安田記念を勝ったショウワモダンの父はエアジハードという馬です。父はサクラユタカオー
 2歳暮れにデビューして2連勝。皐月賞トライアルのスプリングステークスで4着に破れるとクラシックは諦めNHKマイルカップに。これはエルコンドルパサーの8着に負けたのですが,これがこの馬の競走馬生活唯一の着外でした。
 秋に復帰し条件戦を連勝すると富士ステークスで重賞初制覇。この後,翌春まで休み,オープン2着の後,京王杯スプリングカップはグラスワンダーの2着。しかし次の安田記念では逆にグラスワンダーを2着に降して大レースを制覇しました。したがって,ショウワモダンの安田記念制覇は父子制覇でした。
 このまま休養に入り秋は天皇賞で復帰。これはスペシャルウィーク,ステイゴールドに続く3着だったのですが,マイルチャンピオンシップではキングヘイロー,ブラックホークを破り,この年の春秋のマイル王に輝きました。
 この後,香港マイルを目指して渡航したのですが,現地で故障発症。残念ながらこれで引退となりました。この年のJRA賞では最優秀短距離馬と最優秀父内国産馬の2部門で選出されています。
 印象は派手ではなかったのですが,かなりの能力を持っていた馬。そのわりには繁殖相手に恵まれているとはいえない種牡馬生活で,重賞勝ち馬もショウワモダンでようやく3頭目。ただこのPrincely Gift系というのは世界を見渡してもほぼ日本だけで続いている父系で,後継になり得る馬が出てきたのは大変に好ましいことだと思います。

 その後,2月25日の朝には血糖値は98㎎/㎗と正常の値になりました。前日の就寝前に計測したときには157㎎/㎗でしたので,この日は以前と同様,就寝中に血糖値の低下がみられたということになります。しかしこれはあくまでも一時的なものにすぎませんでした。28日の朝には再び216㎎/㎗と非常に高い数値が出たばかりか,3月1日や3月3日の朝には,300㎎/㎗を超えるという,以前のシックデイに血糖値の高騰が生じたときと変わらないような値まで出始めるようになってしまったのです。
 それではほかの時間帯ではどうであったかといいますと,やはり朝の血糖値がこれだけ高いわけですから,なかなか正常な値というのは出ませんでした。辛うじて夕食の前には正常値になることがあったのですが,これはおそらく,清水ヶ丘公園を訪れたときなどもそうなのですが,僕は日中にひどく歩き回らなければならないような日というのがありまして,それが結果的に運動療法として作用したからなのではないかと思います。血糖値が安定していた頃は,こういうときにむしろ副作用としての低血糖を発症してしまうような場合もありました。Ⅱ型糖尿病に比較するとⅠ型糖尿病の場合には運動療法の効果は低いというのが一般的なのですが,僕の経験からすれば,たくさん歩くということで,Ⅰ型であっても確かに血糖値は低下するのではないかと思います。
 一方,日々の生活ですが,こちらの方は何も変わりませんでした。体調の変化というのもありませんでしたし,たとえば入院前に悩まされた口渇のような糖尿病の自覚症状が出るということもありません。食欲も普段と同じようにありましたから,血糖値をまずまず良好にコントロールできていた頃と同じように食べていました。いい換えれば,それ以前の生活と何ら変わるところはなかったわけです。逆にいえば,そこに変わるところが何もなかったわけですから,それでこれだけ血糖値を統御できないような状態に陥ってしまうということは,僕の身体に何らかの問題が発生していたということは明らかで,しかし,僕自身にはそれが何であるのかが分からなかったのです。
コメント
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