スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

中山大障害&プリントの内容

2009-12-26 19:03:38 | 中央競馬
 暮れの名物レースのひとつ,中山大障害
 先手を奪ったのはテイエムトッパズレ。トウカイポリシーがつかず離れずという感じでついて回り,ドングラシアスを挟んで人気を分けたメルシーエイタイムとキングジョイ。ただ,全体にかたまっての競馬。順回り2周目の2コーナーでようやくクルワザード1頭が脱落するという展開。
 その後,向正面で逃げていたテイエムトッパズレがバランスを崩すように落馬。自然とトウカイポリシーが先頭に立ちましたが,メルシーエイタイムも追いかけてきて,4コーナーを回ったところではこちらが先頭。直線では内からキングジョイが迫り,こちらが交わして優勝。2着がメルシーエイタイム。3着に外から追い上げたオープンガーデン。
 優勝したキングジョイ昨年に続いての連覇で障害GⅠ2勝目。中山コースでは本当に安定して走ります。障害は息長く走ることができますし,目立った新興勢力もいませんから,まだ活躍が見込めるのではないでしょうか。父はマーベラスサンデー
 鞍上は西谷誠騎手で,昨年の中山グランドジャンプ以来の大レース制覇。中山大障害は2006年以来の3勝目。管理している増本豊調教師は昨年のこのレース以来の大レース制覇です。

 シックデイに関するプリントに書かれている内容は,主に次の2点です。
 まず1点目ですが,たとえば風邪などをひきますと,食欲が減退するということが起こります。これはとくに糖尿病の患者に特有なことではなく,だれにでも起こり得ることでしょう。
 ところが,Ⅰ型糖尿病の患者が注射するインスリンの量というのは,管理栄養士によって決められた量の食事を摂取するという前提で医師から決定されています。したがって,食欲がなく,食事ができないような状態では,普段と同様の量のインスリンを注射することには危険が伴います。食べないのに注射だけを打てば,この薬の最大の副作用である低血糖を発症する可能性があるからです。
 そこで,食欲減退によって実際に食べることができる量が決められた量から減ってしまう場合に,注射するインスリンの量をどの程度の割合で減らせばいいのかということがここで説明されています。なお,まったく食べられないという場合には注射はしないのかといえば,そうではありません。このような場合でも一定量の注射は必要です。
 僕はまだ経験していませんが,下痢などの場合,それが原因で低血糖が生じることがあるそうです。しかし一般的には,シックデイにはむしろ血糖値は上昇します。そしてそれが過度である場合,今度は食べる量とは関係なしに,むしろ注射するインスリンの量を増加させる必要が出てきます。もちろんインスリンは食前に注射するのが基本で,食事と関係なしに,単に血糖値が高いという理由だけでは打つことはできませんが,血糖値がどの程度まで高まったならば,インスリンの量をどの程度の割合で増加させる必要があるのか,こうしたこともこのプリントには書かれていました。これが2点目ということになります。
 減らす場合と増やす場合があるので分かりにくいのですが,場合によっては,食べられる量が極端に減ったとしても,注射するインスリンの量は増やさなければならないようなこともあるということになります。
コメント
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