第35期棋王戦挑戦者決定戦変則二番勝負第一局。対戦成績は1勝でよい勝者組の佐藤康光九段が5勝,2勝が必要な敗者組の山崎隆之七段が1勝。
振駒で佐藤九段の先手。山崎七段の一手損角換り1-Ⅱ。先手の早繰り銀になりました。互いに手損をする珍しい進展でしたが,その後の中盤の折衝で一気に差が開いてしまいます。
後手が壁銀の解消を目指して△3三歩と合わせたところ。ここで先手は▲4五銀とぶつけました。コメントにあるようにこの銀は取れないようで△3四歩。しかし,結果的にいえばこの後手の二手がかなり甘かったようです。先手は▲7五歩とこちらに手をつけ,△5五銀と逃げたのに対して▲7六飛(第2図)。この狙いが厳しく,先手があっという間に局面をリードしました。
以下,先手が一気に寄せて快勝。佐藤九段が挑戦権を獲得。昨年のリターンマッチとなります。第一局は来年の2月5日,中国対局です。
4時間の将棋なのでいくらか観戦できるものと思っていたのですが,アクセスしたときには終っていてびっくりしました。山崎七段も力はある筈なのですが,佐藤九段や羽生名人など,本当のトップクラスを相手にするとなかなか結果が出ないのは気掛かりです。
主にふたつの意図をもって書き始めたノートですが,これ以外に,まったく予期していなかった意外な効用がありました。
僕はこのノートの説明で,何を食べたかを記録しておくといいました。しかし,もしも厳密にいうならばこれは間違いなのです。実際は,食事の用意ができたら,食べる前に先に記録しておくからです。
同じことではないかと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが,実は先に記録しておくことによって,ちょっとした違いが生じるのです。もし食べた後に記録するなら,これは厳密な意味で単なる記録にすぎないのですが,先に記録しておくということは,その後で食べるものを先に決定しておくという意味が含まれていまして,これが思わぬ効用をもたらすのです。僕は記録を始めたとき,とくに意識して食前に記録したわけではなく,何の気なしにそのようにしただけですので,これは本当の意味で思わぬ効用でした。
どんなことかといいますと,先に書いておけば,自然と書いておいたものだけを食べて,ほかのものは食べなくなるのです。つまり余分なエネルギーをごく自然に摂取しないで済むようになったのです。自分ひとりだけで食事をするという場合には,自分で自分の分だけを用意するわけですからこれは記録しようがしまいが関係ありませんが,たとえば家族と食事をするときには,いろいろなおかずが食卓に並びますから,こうした記録方法というのは,僕にとって有益でした。
僕は体重がありませんからまったく関係のない話ではありますが,これはたぶんダイエットをしようという人にも有効な方法なのではないかという気がします。すべての人に妥当するかといえばはっきりそうともいえないように思いますが,確かに食前に食べるものを記録しておくことによって,ごく自然とそれ以外のものは食べなくなるという人は,意外に多いのではないかと思えます。
振駒で佐藤九段の先手。山崎七段の一手損角換り1-Ⅱ。先手の早繰り銀になりました。互いに手損をする珍しい進展でしたが,その後の中盤の折衝で一気に差が開いてしまいます。
後手が壁銀の解消を目指して△3三歩と合わせたところ。ここで先手は▲4五銀とぶつけました。コメントにあるようにこの銀は取れないようで△3四歩。しかし,結果的にいえばこの後手の二手がかなり甘かったようです。先手は▲7五歩とこちらに手をつけ,△5五銀と逃げたのに対して▲7六飛(第2図)。この狙いが厳しく,先手があっという間に局面をリードしました。
以下,先手が一気に寄せて快勝。佐藤九段が挑戦権を獲得。昨年のリターンマッチとなります。第一局は来年の2月5日,中国対局です。
4時間の将棋なのでいくらか観戦できるものと思っていたのですが,アクセスしたときには終っていてびっくりしました。山崎七段も力はある筈なのですが,佐藤九段や羽生名人など,本当のトップクラスを相手にするとなかなか結果が出ないのは気掛かりです。
主にふたつの意図をもって書き始めたノートですが,これ以外に,まったく予期していなかった意外な効用がありました。
僕はこのノートの説明で,何を食べたかを記録しておくといいました。しかし,もしも厳密にいうならばこれは間違いなのです。実際は,食事の用意ができたら,食べる前に先に記録しておくからです。
同じことではないかと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが,実は先に記録しておくことによって,ちょっとした違いが生じるのです。もし食べた後に記録するなら,これは厳密な意味で単なる記録にすぎないのですが,先に記録しておくということは,その後で食べるものを先に決定しておくという意味が含まれていまして,これが思わぬ効用をもたらすのです。僕は記録を始めたとき,とくに意識して食前に記録したわけではなく,何の気なしにそのようにしただけですので,これは本当の意味で思わぬ効用でした。
どんなことかといいますと,先に書いておけば,自然と書いておいたものだけを食べて,ほかのものは食べなくなるのです。つまり余分なエネルギーをごく自然に摂取しないで済むようになったのです。自分ひとりだけで食事をするという場合には,自分で自分の分だけを用意するわけですからこれは記録しようがしまいが関係ありませんが,たとえば家族と食事をするときには,いろいろなおかずが食卓に並びますから,こうした記録方法というのは,僕にとって有益でした。
僕は体重がありませんからまったく関係のない話ではありますが,これはたぶんダイエットをしようという人にも有効な方法なのではないかという気がします。すべての人に妥当するかといえばはっきりそうともいえないように思いますが,確かに食前に食べるものを記録しておくことによって,ごく自然とそれ以外のものは食べなくなるという人は,意外に多いのではないかと思えます。