analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

フォノイコの出力インピーダンスをイジる

2022-03-18 00:04:16 | PhfD‐3.2

ハットのフォノイコをIPT付きのプリに繋いだ。

以前は薄く広がりが有ったが低音が少ない。

今回は少し濃いめで広がりも低域もそこそこ。

前者の方が良いが、なんか欠陥な音だ。

後者はまともだが特に特徴も無くなってしまう。

インピーダンスを揃えた事でまともになったと思う。

よって、

自作のLCRフォノイコの出力インピーダンスを下げれないか?と考えた。

期待してしまうのだがもしうまく行ってしまうと、二連の可変抵抗器が二個必要になってしまう。

フォノイコの出力インピーダンスを下げるにはどうするか?

元設計では、終段のSRPPにカソードパスコンを付けるとゲインが上がってしまうので無しにしたら出力インピーダンスが1kから1.4kΩになってしまうと有る。

これだ。

600Ωの二倍強から二倍弱に変われば音も変わるのではないか?

ダメなら出力トランスをフォノイコに付けるか。

 

まずは現状の出力インピーダンスを測定してみたら、1.6kΩ程になった。

220μFのタンタルコンデンサーを付けてみたら、600Ωとなった。

おお、上手く行った!

 

早速これで鳴らしてみた。

・・・残念。力が無い。

広がらず、上下も伸びてない。

音色が少しマスクされるが、これはTD‐2のためか?

ハットのフォノイコもそうだった。

 

半分ほっとした。

これが上手く行ったらプリの可変抵抗器を入力トランス二次側に追加しなければならず、手持ちの物が余ってしまう。

 

入力トランスを振り回すのには、電流を流し込んでやらないといけないような気がする。

 

20220119

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ハットのフォノイコを鳴らしてみる。

2022-03-17 00:02:53 | フォノイコ

久しぶりにハットのフォノイコを持ってきて鳴らしてみた。

出力の負荷は600Ωにした。

タンテ類はデンオンの最強システム、なのだが、フォノケーブルだけは延長した。計3m程になる。

セッティングが面倒だった、早く聴きたいというのが有った。

でてきた音は、がっかり。

曇ったこじんまりした感じになってしまった。

もっとクリアで広がり、しかしなんか薄い感じがした記憶がある。

ときどき、、ボ、っとノイズが乗る。

レコード二枚目の時、ウトウトしてしまった。

三枚目を掛けた時、音が馴染んだか、変わった。

声が良い。

コーラスも飛んでくる。出力段が無い分か、ベールが剥がれた感じ。

高音は繊細だが、低音は割とあっさりしている。

何より薄い感じだったのが肉感が乗ってきた。

残念なのは空気感が無いことだ。

これでは評価が変わってしまう。

 

しかしやはりインピーダンスのマッチングは取れていると思う。

以前の鳴り方は負荷が低い感じだ

ハットのフォノイコ、使い切れてなかった。

 

私のLCRフォノイコ、もう少し何とかなるかもしれない。

 

20220118

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自作のLCRフォノイコをもう一度考える

2022-03-16 00:01:42 | PhfD‐3.2

ハットのフォノイコから思わぬいい音が出た。

マッチングとしては自作PhfD‐3.2のより良い感じだ。

なのでPhfD‐3.2を何とか出来ないか?考えた。

 

まず、PPについてはあまり乗り気ではなくなった。

RIAA回路を二つにするのは厳しいし、合成が上手く行くか?ちと思えない。

入力抵抗を幾つか切り替えるようにしたときの音質劣化が酷かった。

なのでプッシュプルにしても上手く行く感じがしない。

これはもう考えなくなった。

 

そして出力インピーダンスについてだ。

元設計が載っているMJ誌を見直した。

出力段のSRPPだが、出力インピーダンスは元は1kΩだったが、カソードパスコンを省略しているので電流帰還が掛かり、1.4kΩ程に上がってるとのことだ。

なのでここはカソードパスコンを加えて出力インピーダンスを少しでも下げてみようと思う。

もう一つの案は、出力段をパラにしてOPTを付け、出来ればバランス伝送に出来ないか?とも思う。これは上のパスコンをやってみてから考えよう。

 

二段目の電圧増幅段12AU7だが、これはちゃんと5kΩになっているか電流を測って見ようと思う。

あ、いや、これはトランス二次側でやってぴったりだったんだっけ。

 

 

思えばこのフォノイコも段間トランスにハシモトを使うまで色々やったなぁ。

低域を伸ばすために、

RIAA定数の変更

トランスにアイエスオー、TSM、タムラなどを使ってみた

初段、二段目、終段にカソードパスコンを追加

NFBの変更

これ等の事をちまちま何度もやった。

結局低域のカーブはトランスによるものだった。

これでトランスの個性を嫌と言うほど知った。

今となっては良い思い出だ。

 

このフォノイコは配線がぐちゃっとしててあまり気に入らないが、シャーシーとの兼ね合いもあってあまり弄りたくなかった。

モノブロックにしたが、プリ程扱いにくくないし。

ハムも気にならない。まあこれはボリュームで絞ってるからかと思うのだが。

いずれにしてももう一度測定からやり直そうと思う。

 

20220118

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フォノイコを考える。

2022-03-15 00:09:35 | フォノイコ

プリが纏まったと思ったが、やはり問題が出てきてしまった。

入力インピーダンスが低いためか、低音が出にくくなった。やっぱりダメか、と思ったが、一つ思いついた。

いまのLCRフォノイコの出力を改造できないか?

まずは出力インピーダンスを測って見るか。

終段はSRPPのようなので低いとは思うが、どのくらいだろう?

 

その前に妄想してみた。

RIAA回路出口が600Ωなので、出来ればSRPP回路を外して600Ω:600ΩのTF‐3を繋ぐ。

そうするとフォノイコからパワーまでバランス伝送が可能かも。

欲をいえば昇圧トランスもだが、私のstage202は二次側にセンタータップが無い。フォノイコにトランスを付けるというのも上手く行くかわから無い。

あらららら。

 

以前LCRフォノイコをPPで組んでいるのをネットで見た事が有る。

やるならそこまで、と思った。

しかしRIAA回路をバランスにってどうやるんだ?想像もつかない。

いや、同じ回路二つでプッシュプル・・・。

出来たとしてもメリット有るのか?

小信号を扱うのにPPは少し危険な気がする。

私は重いウーファーのDS‐3000を鳴らすためにPPにしている(と思っている)が、高能率の軽いコーンスピーカーならシングルアンプに「中音の純粋さ」では敵わないと思っている。

本とはここを突き詰めたいのだが、全体の鳴りっぷり、低音の出方を今は優先してしまっている。

それに高能率のスピーカーは低音が伸びないと思っているので、スピーカーを変える気はなく、この低音の強いスピーカーで中音の綺麗さを求めたい。

思うのだが、中音の純粋さってもしかしたら音場がきれいに出てくる副産物も有るのっではないか?

なぜ音場を求めるのか、今判った気がする。

 

さて、そういえばヤフオクで購入したLCRフォノイコは出力切替が有ったな。

50k、10k、600と有ったはずだが、なんでこんなの付けてるのか?疑問だった。

この設計者、なかなかやるではないか。

 

20220118

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CfD‐6について (TD‐2+Vol100k )

2022-03-14 00:00:38 | CfD‐6 (IPT+5687PP)

主に入力周りを検討してきたわけだが、入力トランスをTD‐2にし、二次側に100kΩの可変抵抗を付けたものが一番良いと思う。

音質と言うより、安定感・バランスで決めた感じだ。

 

回路図は以下の通り。

※間違いは無いと思いますが、利用する場合は自己責任でお願いします。

初段12AU7のカソード抵抗は2kでも良いかもしれない。

電源トランスも左右別のmonoブロック構成だが、電源電圧を高く使っているので電源のドロップ抵抗が結構熱くなっているようだ。

分割してた段に使途方が良いかもしれない。

チョークは2段にしてからハムは減ったが、ムーと言うのがなかなか取れない。

特に気になるものでは無いが、交流点火のためと思っている。

ヒーターアースの取り方を考えよう。

入力トランスのターミネート抵抗は10kΩ。Volは100kΩ。このVolは250kΩではF特のピークが取れなかったが、100kΩで落ち着いた。それよりも小さな抵抗を使ったらどうなるだろう?

 

F特は以下の通り。

上は20kHzまでフラットになったのは初めて。下はだらだらと20Hz迄は出下がる。

高域はカーブが若干不自然だが、ターミネート抵抗を付けて山を潰したのでこんなもんか。

 

入力インピーダンスは534Ω、出力インピーダンスは288Ω。

歪率は0.05% 1kHz、5V。

 

ゲインは42dB程と少し大きめかもしれないが、入力インピーダンスが低いのでそんなに使いづらくは無い。

 

 

部品はIPTにタムラのTD‐2を使った。1:1のTF‐3では使いきれなかった。

真空管は整流に6X4、電圧増幅に12AU7

OPTはアイエスオーのNP‐126。これは2.5k:600Ωで使っている。

カップリングコンデンサーはブラックビューティーからASCにしてみた。前ほどひりひりした感じが無く、輪郭のしっかりした感じになった。若干たんぱくかもしれないが、これはこれで悪くない。

電源トランスはゼネラルトランス、チョークは東栄変成器。

カソードパスコンはタンタルにしてみたが、電解でも良いと思う。

電源の電解コンは色々ごちゃまぜ。JJ、RIFA、ニチコン。

抵抗類はデールのシリコン巻線が主。デールの金皮もAMRGもある。

主力ジャックはWBTにしたが、他は普通の物だが重目の削りだしだ。

可変抵抗器はアルプスの汎用だが、此処はぜひとも変えたい。

配線材は高純度の物を使った。主に手持ちのアクロテック6N‐AWG18。

 

残留ノイズも後日測って見よう。

 

20220118

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CfD‐6について(音) (6 TD‐2+Vol100k)

2022-03-13 00:01:57 | CfD‐6 (IPT+5687PP)

CDを鳴らしているのだが、これまた良い。

輪郭のはっきりした、安定感のある音。

中高音が飛んでくるのは、カップリングコンデンサーにASCを使ったからかと思う。前ほどひりひりした感じは無いが、少し淡泊かもしれない。

 

LPを掛けてみた。

思ってた以上に鳴った。

録音の悪いものと思ってた物が普通に鳴る。

盤のレーベルの違いが出にくくなった。個性が無くなった。

システムの個性が強くなったのか?

聴けないわけじゃなく、むしろ全体には底上げされた感じかもしれない。

今気が付いたが、機器の音と言うより音楽を聴いている方に近くなった。

音楽を良く鳴らそうと思ってた時は聴きに偏り、危機に集中すると音楽が鳴るようになった?

 

ただ、低音が寂しい。

やはり入力インピーダンスが低いのだと思う。

今思えばCDも低音が少なかった。がそんなに気にならなかった。

LPはだめだ。

 

また問題(楽しみ)が出来てしまった。

 

20220118

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入力周り改造(6 TD‐2+Vol100k)

2022-03-12 00:05:53 | プリアンプ

ATTの後段にTF‐3はダメなようだ。

小音量では良いが、音量を上げていくと入力インピーダンスが下がる。

音は良いのだが、ハイ落ち。

今の私には使いこなせない。

 

入力トランスをTF‐3からTD‐2に戻そう。

10kΩ側を入力側にした。

これで入力インピーダンスが高くなると思う。

今回は試しに二次側に付ける可変抵抗器を250kΩにしてみる。

入力抵抗を測定したら、138kΩと大きかった。

これはF特のピークが取れなかった。

このピークは70kHzから上だったが、ターミネート抵抗を221kΩから5kまで変えて付けてやってみたが、周波数は変わるが山は全く変化なかった。

仕方ないトランスを反転し、600Ω側を入力に替えた。

これでもピークは発生し、取れなかった。

下の下グラフ緑と赤線。

負荷が大きすぎか?と思ったので、250kΩの可変抵抗は諦め、100kにした。

これは入力抵抗が75kΩ程になった。

 

 

今度はハイ上がりになった。

これは前に見た事が有る。

上図の青線だ。

この時はアースを測定器とアンプに繋いで解決してしまったと思ってたが、今回はダメだった。

反対チャンネルもやったら同じ特性になったので、ターミネート抵抗を付けてみた。

221k、100k、20kときて、10kで良い感じになった。下グラフ赤線。

(負荷がまだ軽いから、ターミネートで合ったのかも?)

10kΩ。これはトランスのインピーダンス値だ。

以前マスターズの平野さんに「抵抗値はどのくらい?」って尋ねた時、トランスのインピーダンスと同じ、と言っていた。

その時は平野さんも、多分説明しても理解できないだろう、っと思ったのだろう。

そんなことを思った。

 

ノイズは出てないようなので音出しのため、歪を測って見た。

5V出力で0.05%とすこぶる優秀だ。

 

これで音出し。

念のため161で始めたが、位相・Volの向きとも大丈夫のようだ。

 

そしてDS‐3000にしてみた。

これはいたって普通の音。響きがたなびくとか、広がりが心地良いとかは無い。

ただし、前の音より劣ってる部分は何一つない。

すべてちゃんと音が出ている安心感。

これは音楽を聴くというよりアンプの調整が上手く行った、と言う心地よさ。

不満が無い。

面白くない?

そんなことは無い。

前に気になった抜けの悪さのような物もあまり感じない。

これならAX‐1200で鳴らした時よりも良いかもしれない。

ほんの少しだが、あちらは輪郭の滲んだ?不安定な感じが有った。

この音より良い音は過去にも出てたと思うが、全体のバランスが今回は過去一だ。

そうだ、バランスが良いのだ。

 

CfD‐6に戻った形になった。

 

20220117

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プリのバランス入力について

2022-03-11 00:08:24 | プリアンプ

アンプはPPが良いと思っている。

(この後、シングルも良いなあ、と思うようになります)

そのためには位相反転が必要である。これにはトランスが良い。

プッシュとプルが完全な対称に近い回路にするにはトランスを使う事だと思っている。

パワーでIPTによる位相反転は上手く行った。

なのでプリもトランスを使いたい。

そこでインターステージトランスを試してみたが上手く行かなかった。

入力トランス式も試した。

10kΩ:600Ω、600Ω:600Ωを使ったが、これもいま一つ納得いかない。

トランスの次段が真空管(12AU7)である以上高インピーダンス入力は難しいと思った。

位相反転ばかりに目が行って入力インピーダンスについては失念してた。

ネットで検索すると、入力トランス受けが少ないが有った。

その回路の詳細は分からなかったが、入力トランス受けは600Ωのバランス受けになると思う。

これは600Ωの送り出しを受けるものであって、それ以外はF特が乱れる。

これって結構な制限だよな。

うちではたまたまCD(エレキットTU‐878CD)が良く鳴った(マッチングの範囲内?)だったのかも。

そうか、だからサンオーディオのSVC-200ANIVはRCA入力も一緒に付いてるんだ。

※画像はハイファイ堂様より。

それからトランスの二次側に可変抵抗器を付けたいのだが、二つ連動の物が一組必要だ。

(その後、単連のVRの使い方をコメントで頂いた)

トランスの一次側を47kΩとかになるようにしたら使えるかとも思うのだが、上手く行かなかったんだよな。

 

20220116

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入力インピーダンスを測定してみる(6.2 ATT+TF‐3)

2022-03-10 00:02:11 | CfD‐6 (IPT+5687PP)

入力インピーダンスを測定をしてみる。

IN=RE/(ES-E)

 

条件として、一次側ATTと入力端子の間に抵抗を入れた場合。

下図左上のR。

結果は、R無しの時、

ATT maxで5.4kΩ、minで29.5kΩ。

R600Ωの時、

ATT maxで6.0kΩ、minで30.0kΩ。

R300kΩの時、

ATT maxで337.9kΩ、minで360.7kΩ。

 

あれ?

ATTミニマムでインピーダンスがおかしい。

※計算するため、グリッドZin∞を1GΩを代入してみた。

(以下、トランスを1:1で計算してしまっている間違いを犯しています)

ATTがミニマムだとこうなるはず。30.6kになると思うのだが・・・。

因みにマキシマムだと?

600Ωと、ATTとトランスが並列だとすると、トランスは6.6kでないと入力インピーダンスが6kにならないんだよな。

 

 

ここで気が付いた。

600Ω:600Ωのトランスってセンタータップで使っても1:1か?

センタータップの条件で計算すると、インピーダンス比は 4:1+1 となる。

うわっ、計算やり直しだ。

 

なら、入力インピーダンスの測定からやり直そう。

一次側の入力電圧を0.1Vとして、二次側の電圧を測定、0.048Vとなった。これよりインピーダンス比を4.34とした。

 

次に入力インピーダンス(Zin)測定方法の R を色々換えて測定した。

縦軸がZin 横軸が抵抗値

100kΩ(最大)と200Ω(最小)はZin算出値がかけ離れてるので削除した。

のこりの数値の平均が7,568Ω。

 

 

ここから逆算すると、真空管のグリッドインピーダンスは1,756Ωとなる。

これはトランス二次側に可変抵抗器を付けた場合だが、一次側にATTを付けた場合も計算してみた。

この場合もグリッドインピーダンスは1.5kΩ位になった。

 

この記事上の方で入力インピーダンスを計算してる。

トランスのインピーダンス比を間違えたやつだ。

ATTmaxの時は30.6kΩと、計算も測定値と近い値だが、ATTminの時の計算値が30.6kΩで実測値は6kΩとなってしまった。この計算値は次段グリッド抵抗値を1GΩとしたが上にならってこれを1,527Ωにしたら6,027Ωと良い感じになった。

 

 

 

さて、この値が何を意味するか?

グリッドインピーダンスは無限大。先日グリッド電流を測ったが流れなてかった。

内部インピーダンス?U7の内部抵抗は7kΩ程だ。

それより低い。

これが何であるかは追々考えて行こう。

 

20220116

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細かい整理(一息)

2022-03-09 00:01:24 | セッティング

プリから良い音が出た。

 

主に製作等後の最初の音出しはボーズの161で確認してからDS‐3000を鳴らしている。

この161は、スピーカーケーブルにベル線を使っているが、接続がめんどくさい。

バナナ端子を付けるにも線がすぐ捥げるので、普通の電線に工作用のバナナ端子を付けたものに変更した。

その際スピーカーの取付角度を少し下に向けた。

高域が出てきた。

真空管アンプで鳴らすと、よくCDショップで聴くような包まれた感じが出て、このスピーカー見直した。

・・・いま、CDショップって有るのかな?

そういえばこないだ日立のレコードショップが有った場所に行ったが、場所も分からない程変わってしまった。

たしか向かいにパチンコ屋が有ったのだが。

30年近くも前の話。

 

DS‐3000はテクニカのケーブルにした。バナナもテクニカに合わせた。

 

最近はもうケーブルの違いに無頓着になった。

回路に興味が行ったのと、アンプが“決まる”と、ケーブルの違いってそんなに出ないような気がする。

電線で音は変わらないよ。

この気持ち少し判って来たかな。

 

20220113

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入力トランスについて

2022-03-08 00:04:52 | プリアンプ

今回やっていて、インプットトランスの動作に少し疑問が出てきた。

 

まず、二次側(グリッド抵抗側)が解放とは?

解放?

何も繋がないと解放?

という事は抵抗無限大。

グリッド抵抗と同じかな。

これで使えないという事は、巻線ごとに抵抗を噛ます?

解放で使えないトランスを解放で使うとどうなるか?

インピーダンスが無限大だから電流が流れない。

っとするとどうなの?どうなるの?

 

 

ネットで検索してみた。

抵抗が大きいという事は電流が流れない。とすると最大電圧が掛かってしまう、とのこと。

例えば1:100などと言うトランスの場合、一次側に10V掛けると二次側は1000Vになってしまうのだそうだ。

そりゃ怖い。

これで耐圧を超えてしまうのか。

(電流が流れなければ高圧でも巻線は問題無いのでは?などと考えてしまう。でもすこしでも回路が出来ると危険か。)

手持ちのトランスを見てみたが、すべて一次側が高インピーダンスだった。

 

ライントランス

NP‐126/A‐8713 20k:600

 

 

TD‐2 10k:600

 

 

TF‐3 600:600

 

 

TSM 5k:600

 

 

HL-20k-6

 

 

 

OPT

FX‐40‐5

 

 

RX‐40‐5

FM‐45‐5k

F‐5006

 

 

BW‐5k‐PP

ザイカのA‐81のみ二次側が高い(1:2)

 

 

一つ確認しておかなければならない耐圧。

A‐8713は反転使用だ。

公称値で1:5.8になる。

プリの最大電圧は歪値より10Vとしておこう。

この時58Vにもなるが、このトランスの耐圧(20k側)は282Vだ。

A-8713の耐圧 (importance) - analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

まったくもって知らないというのは怖いものだ。

まあ、知らないから色々出来たのだが、時々ぞっとする。

 

今回は二次側開放について電圧の検討になったが、他にもまだ問題が有るのかもしれない。

それについては追々検討していこう。

 

20220113

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TF‐3+PPプリ 鳴らしてみた (6.2 ATT+TF‐3)

2022-03-07 00:04:31 | CfD‐6 (IPT+5687PP)

それでは鳴らしてみた。

IPTをTD‐2にしたときの方が輪郭はっきりだった。

しかしこちらはもっとほぐれた感じ?いや、曖昧かも。

入力のトランスまでにATTと600Ω抵抗が直列に入っているが、曇った感じは無いかな。

思いがけず、過去一良い音だと思う。

 

久しぶりにLPを掛けよう。

あ、この前に一回掛けた。

その時は酷い音だった。

今回はどうかな?アナログ最強システムでいく。

結構良い音だ。

レベル的にはCDと変わらないが、なんというか、古臭い?

いつものLPを掛けてみたが、懐かしい感じがしない。

懐かしいと思える音は、どこか昔聴いた‘感じ’がしたのかな。

いまは鳴り方がマルっと変わったんだ。

森川美穂を掛けた。

低音のずぅうんと言う遅れてくる衝撃波のような物が来た。

ポップスで来るとは。

残念なのは、正面に音場が来ること。

もう少し上に上がってほしいかな。

これは鳴らしこんでからかな。

 

試しに初段12AU7のカソードパスコンを220から440μFにしてみたが、音は変わらなかった。

 

・・・良いんだけど、何かし忘れた気がするんだよな。

それに、この音に飽きた。

すぐ飽きるという事は、高域が伸びてない。

今間で気が付かなかったが、高域が大分早く落ちている。

なんか、だめかも。

 

20220113

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TF‐3+PPプリ 調整(6.3 ATT+TF‐3)

2022-03-06 00:04:07 | CfD‐6 (IPT+5687PP)

前回測定したグラフ。

これ(赤・緑線)の高域を何とかしたい。

 

二次側プッシュとプルの巻線それぞれに付けた600Ωを20kに変更、

更に両端に20kを追加、

それぞれ抵抗を付けてみたがあまり変わらない。下グラフ紫線 以外。

そこで一次側に15kを入れてみた。これが効いた。下グラフ紫線。

 

ならば、

二次側の両端に20k、一次側に15k

二次側の各巻線に20kを一本ずつ、一次側に15k

二次側の両端に20k、一次側15kに15kをパラって7.5kΩにした。

下グラフ、かまぼこの三本。フラットに近い線は一次側に無し。

という事は一次側で調整。

7.5kにした時少し良くなった(上グラフ黄色線)ので、15kの代わりに手元に有った(その辺に転がってた)600Ωをパラって577Ωにしたら綺麗な線になった。

下グラフ黄色線。

これって一次側600Ωって、トランスのインピーダンスだな。

巻線に直列に入れてるが、インピーダンスの整合なのかな?

ここは600Ω(一次巻線のインピーダンス)+600Ω(固定抵抗)で1.2kΩになる(ハズ)のだが、30kのATTと並列で1,154Ω、

いや違うな。

無限大Ω(一次巻線のインピーダンス)+600Ω(固定抵抗)なら無限大Ω・・・

ここは600Ω加算では無くて、並列と考えるのか?

そうすると600Ω。

アッテネーターは並列なので30kΩと600Ωで588Ω。

が、アッテネーターは並列ではなく加算と考えると30k+600で30.6kΩ。

前者は入力の負荷としては重すぎだが、トランスの600Ωとはマッチングする。しかし二次巻線を考えると無限大Ω。

後者は入力の負荷としてまあ良い感じ。巻線との関係も問題無い。

一次側巻線に直列に入れた抵抗が平行と考えるのは私にはちと厳しいが、辻褄が合う。

もう少しで理解できそうなんだが、この辺は追々考えて行こう。

 

とにかくマッチングはしたと思う。

 

20220112

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TF‐3+PPプリ 鳴らしてみた。(6.2 ATT+TF‐3)

2022-03-05 00:09:36 | CfD‐6 (IPT+5687PP)

出力にノイズが混ざって無いようなので、いきなりDS‐3000を繋いだ。片チャンだけパワーの電源を入れ、直ぐ電源を切れるようスタンバイしながら・・・

問題無く音が出たので、左右で鳴らす。

なんじゃこりゃな音が出た。

中高音は広がって、声や一個一個の音が離ればなれ。

位相ずれかと思ってスピーカー端子の±を入れ替えたが問題無い。

こりゃ、電圧増幅のプリでIPT付きパワーを鳴らした時の音だ。

低音が無いのは覚悟してたが、思ってたほどではない。

はあ、とため息が出た。

しばらく鳴らしてると、今度は広がりが無くなった。

エフェクト?を掛けたような不自然な、電子楽器の様な音が出た。

再発のCD(CDなんて久しぶりに購入)なので弄ったか?と疑ったが、自然な音になった。

けど、中央にコジンマリ。

こりゃ酷い。

失敗かな、思った。

 

 

少し調整・・・の前にもう一度測っておこう。

黄色の悪い線は前のイントラの時の物。

ハイ上がりの青線はアースの付け忘れ?良く分からない。

赤と緑の線が今回の物(左右ch)。

一見良さそうに見えるが、NFB無しなのに60~70kHzでストンと下がるのは良くないと思う。

 

さて、どうしようか。

(って、考えはもう有るんだけど)

 

20220112

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NUCLEAR WEAPONS

2022-03-04 02:50:21 | プリアンプ

核兵器について、YOUTUBEにて「持つべき」という言葉を見るようになった。

おいおい、扇動に乗っかるな。

何かおかしい。

マスコミは恐怖を煽って次の情報、次の情報、っと視聴率を稼ぐ。

武漢肺炎から今度はウクライナ。

コワイコワイ、で視聴者を引き付ける。

そして核かよ。

安部さんが言い始まったと思う。

なんで総理大臣の時に言わなかった。

この人、総理大臣降りてから急に元気になった。

だとしたら議院内閣制は欠陥だ。

 

 

話が逸れた。

いま日本に核を持てという話がある。

なんでそんなこと言うの?

持ってどうするの?

いや冗談じゃなくて、そういう人は、まず使用するための条件を示しなさい。

ただ「持て」と?

持ってれば核攻撃されない?

発射する要件を示しなさい。

誰が、どのようなときに?

日本の首相に、作攻撃されたときにそれを判断させる?

発射された後にこちらが準備して「ポチ」

間に合うの?ってか、それできる?

なんか現実的じゃないな。

せめてこの辺を説得できる人が核を語ってほしい。

 

 

その後を考えても、「地球なんか滅んじゃえ。」

って人が出てきたら終わりか。

ジョンウン君?

彼?やる?

私はそう思わない。

じゃあ誰がしそうか?

今の世の中では、民間(企業)人にそれができる人は居ない。

多分それを考える人は

Business person(企業人) ではなく Government officials(政府の役人)だと思う。

この権力を行使したい人は、民間を押さえつける。

そんな人が核使用を考えるとどうなるか。

 

 

最近出てきた 核「共有」 という言葉。

ずいぶんお気楽な言葉だ。

アメリカが共有させてくれるとでも思ってるの?

そんな危ないもの、「ほら、置いておけ」って?

その維持費、共有費用、どうするの?

アメリカにふんだくられるよ。

そのコストを削ってるから今の日本はやっていけてるんじゃないの?

まあ、議論の余地もない?そりゃそうだろうけど、話ぐらい聞いたら?って思う。

ねえ、泉さん。

あんたそんな立民の党首で気の毒だけど、参院選で結果でるね。

 

 

元陸将用田氏が話してた。

そんな大事なもの他国に渡せない。

核に対抗するには核しかない。

そうなの?

一連のウクライナ問題、これが中間選挙のためなら凄いね。

核攻撃をスイフトで抑える。

これがどういう結果になるか。

もしこれが出来たら凄い成果。中間選挙もひっくり返る。だから必死なんだ。

トランプでは出来なかったな。

この結果は核保有の考えを変えられると思う。

私の中でまだはっきりまとまってないけど、

プーチンが核を使わずウクライナを支配

EUに経済的打撃を与え

アメリカ経済が疲弊したら、

っとなれば・・・核攻撃に金融制裁は通用しない。なぜ軍事協力をしなかった?

もしかしたら民族統一をして身を引く?

経済立て直しまで考えてほしいな。

どうやってSWIFTに戻るのか。

 

 

私には、バイデンは「選挙のため」という先入観がつくので認めたくないが、トランプが実行して核に対する抑止力として金融制裁が有効っとなれば戦争の仕方が変わる。

感情がこもった予想になるのだが、バイデンの不純な思惑が見え隠れして素直に応援できない。

その後の疲弊したEUが米国離れを始めて逆にロシア寄りになったら・・・。

 

何かこういう考えを持つ自分が異質に思われてくる。

まあ、入ってくる情報が混乱しているので仕方ない。

結果はのちに出ると思うが、その時に今の考えを持ち続けられるか?

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