久しぶりにハットのフォノイコを持ってきて鳴らしてみた。
出力の負荷は600Ωにした。
タンテ類はデンオンの最強システム、なのだが、フォノケーブルだけは延長した。計3m程になる。
セッティングが面倒だった、早く聴きたいというのが有った。
でてきた音は、がっかり。
曇ったこじんまりした感じになってしまった。
もっとクリアで広がり、しかしなんか薄い感じがした記憶がある。
ときどき、、ボ、っとノイズが乗る。
レコード二枚目の時、ウトウトしてしまった。
三枚目を掛けた時、音が馴染んだか、変わった。
声が良い。
コーラスも飛んでくる。出力段が無い分か、ベールが剥がれた感じ。
高音は繊細だが、低音は割とあっさりしている。
何より薄い感じだったのが肉感が乗ってきた。
残念なのは空気感が無いことだ。
これでは評価が変わってしまう。
しかしやはりインピーダンスのマッチングは取れていると思う。
以前の鳴り方は負荷が低い感じだ。
ハットのフォノイコ、使い切れてなかった。
私のLCRフォノイコ、もう少し何とかなるかもしれない。
20220118