プリが纏まったと思ったが、やはり問題が出てきてしまった。
入力インピーダンスが低いためか、低音が出にくくなった。やっぱりダメか、と思ったが、一つ思いついた。
いまのLCRフォノイコの出力を改造できないか?
まずは出力インピーダンスを測って見るか。
終段はSRPPのようなので低いとは思うが、どのくらいだろう?
その前に妄想してみた。
RIAA回路出口が600Ωなので、出来ればSRPP回路を外して600Ω:600ΩのTF‐3を繋ぐ。
そうするとフォノイコからパワーまでバランス伝送が可能かも。
欲をいえば昇圧トランスもだが、私のstage202は二次側にセンタータップが無い。フォノイコにトランスを付けるというのも上手く行くかわから無い。
あらららら。
以前LCRフォノイコをPPで組んでいるのをネットで見た事が有る。
やるならそこまで、と思った。
しかしRIAA回路をバランスにってどうやるんだ?想像もつかない。
いや、同じ回路二つでプッシュプル・・・。
出来たとしてもメリット有るのか?
小信号を扱うのにPPは少し危険な気がする。
私は重いウーファーのDS‐3000を鳴らすためにPPにしている(と思っている)が、高能率の軽いコーンスピーカーならシングルアンプに「中音の純粋さ」では敵わないと思っている。
本とはここを突き詰めたいのだが、全体の鳴りっぷり、低音の出方を今は優先してしまっている。
それに高能率のスピーカーは低音が伸びないと思っているので、スピーカーを変える気はなく、この低音の強いスピーカーで中音の綺麗さを求めたい。
思うのだが、中音の純粋さってもしかしたら音場がきれいに出てくる副産物も有るのっではないか?
なぜ音場を求めるのか、今判った気がする。
さて、そういえばヤフオクで購入したLCRフォノイコは出力切替が有ったな。
50k、10k、600と有ったはずだが、なんでこんなの付けてるのか?疑問だった。
この設計者、なかなかやるではないか。
20220118
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