analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

CfD‐6について (TD‐2+Vol100k )

2022-03-14 00:00:38 | CfD‐6 (IPT+5687PP)

主に入力周りを検討してきたわけだが、入力トランスをTD‐2にし、二次側に100kΩの可変抵抗を付けたものが一番良いと思う。

音質と言うより、安定感・バランスで決めた感じだ。

 

回路図は以下の通り。

※間違いは無いと思いますが、利用する場合は自己責任でお願いします。

初段12AU7のカソード抵抗は2kでも良いかもしれない。

電源トランスも左右別のmonoブロック構成だが、電源電圧を高く使っているので電源のドロップ抵抗が結構熱くなっているようだ。

分割してた段に使途方が良いかもしれない。

チョークは2段にしてからハムは減ったが、ムーと言うのがなかなか取れない。

特に気になるものでは無いが、交流点火のためと思っている。

ヒーターアースの取り方を考えよう。

入力トランスのターミネート抵抗は10kΩ。Volは100kΩ。このVolは250kΩではF特のピークが取れなかったが、100kΩで落ち着いた。それよりも小さな抵抗を使ったらどうなるだろう?

 

F特は以下の通り。

上は20kHzまでフラットになったのは初めて。下はだらだらと20Hz迄は出下がる。

高域はカーブが若干不自然だが、ターミネート抵抗を付けて山を潰したのでこんなもんか。

 

入力インピーダンスは534Ω、出力インピーダンスは288Ω。

歪率は0.05% 1kHz、5V。

 

ゲインは42dB程と少し大きめかもしれないが、入力インピーダンスが低いのでそんなに使いづらくは無い。

 

 

部品はIPTにタムラのTD‐2を使った。1:1のTF‐3では使いきれなかった。

真空管は整流に6X4、電圧増幅に12AU7

OPTはアイエスオーのNP‐126。これは2.5k:600Ωで使っている。

カップリングコンデンサーはブラックビューティーからASCにしてみた。前ほどひりひりした感じが無く、輪郭のしっかりした感じになった。若干たんぱくかもしれないが、これはこれで悪くない。

電源トランスはゼネラルトランス、チョークは東栄変成器。

カソードパスコンはタンタルにしてみたが、電解でも良いと思う。

電源の電解コンは色々ごちゃまぜ。JJ、RIFA、ニチコン。

抵抗類はデールのシリコン巻線が主。デールの金皮もAMRGもある。

主力ジャックはWBTにしたが、他は普通の物だが重目の削りだしだ。

可変抵抗器はアルプスの汎用だが、此処はぜひとも変えたい。

配線材は高純度の物を使った。主に手持ちのアクロテック6N‐AWG18。

 

残留ノイズも後日測って見よう。

 

20220118

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