Lchも抵抗を22kΩから33kΩに交換して、音出しをしてみた。
Rchは測定し、異常は無い事が分かっているが念のため、ヤマハのNS-10MMを繋いだ。
特に問題ない。良さそうだ。
あとでDS-3000を鳴らしてみよう。今日はもう遅い。
思いだした。もう30年近いか、日立のパチンコ屋のはす向かいに中古のレコード屋が有り、結構行った。一階の奥角にレジが有ってそこにおじさんがいつも座ってた。その頭の後ろに小さいスピーカーがあって、良い音で鳴っていた。多分フォステクスの小さいフルレンジ。後で知ったがアンプはマツキンの75Wのアンプか、そのレプリカだ。
ヤマハのスピーカーがその時の音を思い出させた。欲張っちゃダメなんだ。声の周りだけ出れば良い。そうすると何とも言われぬ小さいフィールドが出来る。もっと安いアンプでこれが出来ないものか、などと考えるが、日立のレコード屋も良いアンプ当てがったんだな。
EL34PPstereoはSW用で、これ以上弄る気がしないんだよな。良くは無いんだが、酸化金属皮膜抵抗で組んだアンプはこんな音、と残しておきたい。
なんでもう一基アンプ組むか?
ウルトラリニアって、特性表が無いから得体が知れないんだよな。この中低音が欲しくて組んだんだけど、もう一基組む気にはなれない。
次は三結PPだと思う。五極管って、調べれば調べるほど欠陥が有って、それをいかに対策するか、が設計の要点のような気がしてならない。今回調べて見て、そんな気がした。だからみんな三極管や古典管に行くんだな。
そんな気がした。
それらは今回リサジュー波形を見てみたり、NFB無しの周波数特性を見たりして思ったんだよな。
意外にめちゃくちゃな内容で、それを何とかまとめたって感じがした。
こんなに不安定なものだったんだ。
で、三極管アンプに行く、のは分かるのだが、なぜマンラツやマツキントツシユは多極管を使ったのか?
なぜ市販メーカーは三極管のアンプを販売しないのか?
・・・トランジスタアンプが廃れたのに似てる?廃れてないか。
なかなか勉強になった。
DS-3000でどうなるか。