DS-3000で一旦鳴らしてみた。
ずいぶん細身になった。なんで?低音は過不足無く鳴っているし、高音もそこそこ伸びている。
これが正当な音?分からなくなった。
心地良くない。
楽しくない。
でも、でも中高音の解像度が上がっている?
聴いた事無い効果音が聴こえる。今更?
少し音量を上げてみた。ちょっとスリリング。
歪そうでこらえる。チリチリ言う。まだアンプが暖まってないのかもしれないし、煩いのが残っているのかもしれない。
もう少し聴こう。
今回結構音が変わった。なんで?ほんとはもっと弾力があり生き生き鳴ってほしい。NFBを外した時の音が目標なのである。しかし、弄ればいじるほど遠ざかっている。
この変化はなんだ?
一つは初段の発振防止の5pコンデンサーだ。
トラブルについてちょっと調べたが、有るにはあるらしいのだが、このタイプでは無いらしい。
もう一つは出力段の動作点が変わったこと。
カソード抵抗を大きくしてプレート電圧を下げたことにより、電流・電圧が下がった。これにより出力管の内部抵抗が下がったのではないかと考える。
勘でだが、中高音の解像度が上がったのは発振防止のコンデンサー、全体に細身になったのは動作点、そんな気がする。
今までもそんなことが有ったような・・・と曖昧な記憶なのだが。
合わせて周波数特性を測った。
今回は8Ω負荷でだ。合わせて6Ωで測ったものを電圧シフトして比べてみた。
紫と茶は重なっているが、8Ω負荷の周波数特性。ピンクは6Ωのもの。
違うと言えば違うが、聴いて分かるものではない。
誤差の範囲だ。
やはり皆の言う通り負荷インピーダンスで音質は違わない。のか?
結構納得。
しかし聴感とF特が合わなくなった。少し前は納得できるほど分かった気がしたのに。