analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

EL34PPmono 発振8 カップリングコンデンサー移動

2019-06-07 00:05:52 | MfD‐4 (Mullard)

もう手の打ちようが無い。

HPを色々見ても、発振の原因は配線による飛びつきばかり。

時定数についてはあまり原因にならないということが遠回しに出ている。

 

ムラード型位相反転は結構発振が起きるらしい。

そうなったら利得を下げて時定数を減らす、というのがある。

カソードの電圧が高いので一緒に調整しちゃうか?なんても思ったが、どうなんだか。

 

カップリングコンデンサーを外していて思っ

大体のHPでは、発振の原因である信号へのノイズの飛びつき、ということらしい。これって、出力管でも起きる?

 

まあ、ダメもとでやってみるか。

寄生発振防止抵抗のリードは短くする。

グリッドの配線にシールド線を使う。

・・・というのは、コンデンサーのリードを使って極力リード線を使わず接点を減らすようにしてたのでそれがダメなのかな。

出力管周りのレイアウトをまたもう少し変えてみた。

 

電圧測定をしてみた。

あれ、カソードの電圧上昇が緩やかだ。あれ?

スライダックを100Vまで上げれた。

発振中は70Vで出力が30Wくらい出てしまってた。

なんと、上手くいった。

これだったか。やったーというよりほっとした。

 

今思えば出力管の片方のカソード電圧が高く、もう片方が低い。

電源とか、各部の定数は良く考えられてたのだ。

結構こんな感じなんだな、トラブルって。

今思うと配線取り回しって大事だ。実感した。

これで機械の性能が左右される。

部品交換して一喜一憂してたのなんて小さい、そういう事か。

まずはちゃんと、ちゃんと問題なく組む。

 

もう少し部品の配置を整理していこう。

 

音出しが楽しみだ。

また一歩進んでしまった。

少し疑問も有る。NFB無しで良い音が出たのだけれど、高音が伸びてない。裸特性を良くすることは出来ないのか?

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