analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

EL34PPmono NFBに手を漬ける5 計算

2019-06-21 00:04:35 | MfD‐4 (Mullard)

工作・設計・原理のあるHPより、NFBの検討をしてみた。

抵抗を33kΩにしたときどのくらいのNFBが掛かっているのか?

試算すると2.7dBとなった。ちと低すぎねか?

 

22kΩの時、NFBの電流を測ったら0.83mA。

30kΩにしたら0.728mA。あまり変わらないんだな。

76.7kΩにしたら0.002mAほとんどゼロだ。

比率で言ったら30kΩでは12dBくらいでもよさそうなもんだ。

それが2.7dBとは低すぎる。

まあ、この計算方法にも問題がある。8Ω端子からNFBを掛けてるので、実機が16Ωから掛けてるのと違う。

電流値が一定として、16Ωにスピーカーを繋いだとして計算している。

しかも実機は6Ωだ。

 

試しに原機のTAP-2の定数で試算したら出力が1177Wとなった。何かおかしい。

 

今まで見当もつかなかったスピーカー端子ってどのくらいの電流電圧がかかってるの?が分かった。

 

本来NFBって出力からどのくらいの電圧・電流を戻すの?という疑問から始まったのだが、計算はデシベル・増幅度から数学の算出法を使って導き出している。

この辺はもう少し検討だな。

 

最近知ったのだが、故上杉氏は、NFB量を14dBで一貫してたそうだ。長年の経験からこの値になったのだと。

確かに彼の試聴記は「なるほどな」と思うところがある。

ただ、もう少し絞っても良いんじゃね?なんて思う。

音が死ぬ。

確かに周波数特性なんかもその方が良い。しかし、音が・・・。

まあ、私のアンプの組み方の問題なんだろうけど。

エラいアンプに挑戦してしまったんだな。

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