工作・設計・原理のあるHPより、NFBの検討をしてみた。
抵抗を33kΩにしたときどのくらいのNFBが掛かっているのか?
試算すると2.7dBとなった。ちと低すぎねか?
22kΩの時、NFBの電流を測ったら0.83mA。
30kΩにしたら0.728mA。あまり変わらないんだな。
76.7kΩにしたら0.002mAほとんどゼロだ。
比率で言ったら30kΩでは12dBくらいでもよさそうなもんだ。
それが2.7dBとは低すぎる。
まあ、この計算方法にも問題がある。8Ω端子からNFBを掛けてるので、実機が16Ωから掛けてるのと違う。
電流値が一定として、16Ωにスピーカーを繋いだとして計算している。
しかも実機は6Ωだ。
試しに原機のTAP-2の定数で試算したら出力が1177Wとなった。何かおかしい。
今まで見当もつかなかったスピーカー端子ってどのくらいの電流電圧がかかってるの?が分かった。
本来NFBって出力からどのくらいの電圧・電流を戻すの?という疑問から始まったのだが、計算はデシベル・増幅度から数学の算出法を使って導き出している。
この辺はもう少し検討だな。
最近知ったのだが、故上杉氏は、NFB量を14dBで一貫してたそうだ。長年の経験からこの値になったのだと。
確かに彼の試聴記は「なるほどな」と思うところがある。
ただ、もう少し絞っても良いんじゃね?なんて思う。
音が死ぬ。
確かに周波数特性なんかもその方が良い。しかし、音が・・・。
まあ、私のアンプの組み方の問題なんだろうけど。
エラいアンプに挑戦してしまったんだな。