株価が２７．３％の上下で・・・

　信用取引の委託保証金率が３０％で、代用掛目が８０％という平均的なルールのもとで：

　自己資金（現金）で、ある銘柄を買い、

　その銘柄を担保にして、

　同じ銘柄を信用取引で買えるだけ買ったとします。

　その株価が２７．３％値上がりしますと、

　自己資金で買った現物株の儲け（値上がり益）と、

　信用取引で買った株の儲けの両方で、

　元手は２倍になります。

　一方、その株価が２７．３％値下がりしますと、

　信用取引の損は、

　減価した現物株の価額とほぼ同じになり、

　元手はゼロになります。

　少ない元手で大きな売買ができるという信用取引の

　好悪の成果を知っておいてください。