初心者のための証券のある生活

豊かな生活を目指し、廣本修正のよくわかる “株・いろいろ”

IMFの世界経済見通しが株式相場下げの・・・

2012-10-10 14:44:39 | 株・いろいろ
 悪いときには、悪材料がとりわけ反応しやすいです。

 IMFが世界経済の見通しを下方修正した上に、

 日中関係の悪化で、9月の中国での新車販売が大幅減となったニュースが重なり、

 株式相場は大幅安です。

 IMFはInternational Monetary Fundの頭文字で、国際通貨基金と訳されます。

 今から65年も前の1947年にスタートした国際金融機関(日本は52年に加盟)で、

 加盟国(現在184カ国)の出資で基金をつくり、これを各国に利用させて、

 資金繰りの円滑化をはかることを目的としています。

 出資比率についてはアメリカが17%強でトップですが、

 日本は2位で6%強です。

 IMFが9日に発表した世界経済の見通しは、

 ヨーロッパの景気停滞が主要因?のようですが、

 救いは、経済力が世界トップのアメリカが緩やかな成長が続いていることです。

 日本は、もちろん下方修正されましたが、

 課題は何と言っても財政再建です。

 がんばらねば・・・

 

検査、検診、予防・・・やってますか?

2012-10-09 17:25:39 | 健康
 今日は半年ごとの胃カメラ検査をしてきました。

 “半年ごと”はちょっと多いですが、これはもうじき終わり?
 
 大腸も2年に1度の内視鏡による検査が20年を超えました。

 どちらも“なにごともなく”終わりますが・・・ありがたいことです。

 それから“歯の検査”は3か月ごと。

 考えてみると、ちょっと検査の回数が多いかナ、と思いますが・・・

 今日の医院のパンフレットに、

 “検査は一日、安心は一生”というのが置いてありました。(笑)

ロマンを感じる古九谷

2012-10-08 09:46:09 | 陶芸
 九谷焼の中でも、明暦年間から元禄年間の間に焼かれ、

 ぷっつりと廃窯になってしまった焼き物が古九谷と呼ばれています。

 “何故か”について諸説あり、知れば知るほどロマンを感じるのです。

 このたびも、石川県立美術館に行って古九谷の焼き物を見てきました。

 写真は絵葉書(会場は撮影禁止)ですが、古九谷の魅力は、

 ◎豪放・大胆な構図

 ◎意表を突く主題

 ◎絢爛たる色使い

 といわれます。

 とくに、紫、黄、緑を用い器面全体を厚く塗り込めた“青手”が有名です。

 因みに、写真の上は「青手老松図平鉢」、

 下は「青手桜花散文平鉢」というタイトルです。

 すばらしいと思いませんか

金沢は伝統のある街

2012-10-07 15:29:02 | 陶芸
 昨夜遅くに金沢・越前の旅から戻りました。

 金沢は、加賀藩の前田家が治めた伝統のある街ですね。

 治めた背景については、旅に出る前にちょっと書きましたが、

 その一つが陶芸で、九谷焼と大樋焼です。

 街を歩くとやはり九谷焼が多く目につきます。
 
 大樋焼は茶陶が主ですが、加賀藩前田家と茶道は極めて密接な関係があります。

 ◎初代の藩主利家は利休高弟の織田有楽に茶の湯を学びました。

 ◎三代利常は小堀遠州と親交がありました。

 ◎五代綱紀は裏千家仙叟を茶道師範としました。

 そして、お茶には和菓子が欠かせません。

 金沢は、日本でもトップクラスの和菓子の街であるのはお茶の影響ですね。

 寛永年間から和菓子屋を営む店の二階に、菓子の木型の美術館があり、

 並んでいる400年近い期間に使われた木型の数々には圧倒されました。

 
 

加賀藩を支えた?陶芸

2012-10-03 14:10:51 | 陶芸
 明日から金沢、越前と焼き物の旅にでますので、知識の整理をしています。

 まず金沢。金沢はいうまでもなく加賀藩が造り・守った“くに”ですね。

 豊臣秀吉のもとでは、徳川家康らとともに五大老の1人であった前田利家が、加賀藩初代藩主でした。

 徳川幕府の時代になると、家康は保身のために?“力”を中心にさまざまな手段で相手を配下におこうとしましたね。

 加賀藩では、徳川幕府の警戒心をそらせるために、これまた、さまざまな策をすすめるのです。

 例えば:120万石にもなる加賀藩を分割して、勢力分散する

 例えば:徳川家と姻戚関係を結ぶ(3代藩主利常は徳川秀忠の次女珠姫と結婚)

 例えば:“自分たちは武力より文治主義”だと 

 そこで陶芸が登場します。

 利常は三男の利治を大聖寺藩主とし、九谷村で陶芸を始めさせたのです。

 さらに、本家?の加賀藩五代藩主綱紀は、

 加賀藩の茶道奉行に裏千家四世仙叟宗を招き、随行した楽焼の陶工・長左衛門に窯を開かせました。

 それが茶陶中心の大樋焼で、加賀藩の御庭焼として保護しました。

 加賀藩はつつがなく、十四代慶寧まで続いたのですね。

 明日は、九谷焼と大樋焼をしっかり見つめてきます。

 

明日3日にはISM非製造業景況指数が

2012-10-02 09:45:14 | 株・いろいろ
 昨日は米ISM製造業景況指数のことを書きましたが、

 明日(3日)には非製造業景況指数が発表になります。

 今、アメリカではサービス業が、雇用や民間経済の約7割を占めています。

 そのため、ISM(米国供給管理協会)が発表する非製造業景況指数はとても重要です。

 昨日書いた製造業景況指数は1930年代から続いているのに対して、

 非製造業の方は1990年代と、新しいために信頼性に疑問を持つ※人もいるようですが、

 サービス業のウエイトが高いこと、毎月発表されることなどで、多くの面で活用されています。

 この指標の中で「新規受注指標」は先行性が強く、サービス業の先行きを読むのに良いとされます。

 ※新しいために数値のブレが大きいようです。

 9月の指数がどうだっかを見ましょう。 

9月の日銀短観

2012-10-01 10:02:41 | 株・いろいろ
 今朝発表になった9月の日銀短観(企業短期経済観測調査)。

 その中でもっとも注目されるのが、業況判断指数(DI)のうちの、

 大企業製造業がどうだったか、です。

 業況判断指数(DI)は、「良いと答えた企業の割合」-「悪いと答えた企業の割合」

 ですが、9月は-3でした。

 これを受けて今日の株式市場は“売られている”とアナウンスされていますが、

 市場の予想(-4?)より良かったんですが。

 日銀短観は3か月ごとに行われる調査で、

 3か月先の見通しについても、-3だった由ですが、

 これも市場予想よりマイナス幅は小さかったのです。

 ・・・・

 今日はアメリカのISM製造業景況指数も発表になります。

 主要製造業およそ400社を対象に、

 受注、生産、在庫、輸出入、雇用、その他重要な項目について

 購買担当役員に行われるアンケート調査です。

 製造業が順調かどうか、景気が上向いているかどうかを見る指標です。

 注目してください。