初心者のための証券のある生活

豊かな生活を目指し、廣本修正のよくわかる “株・いろいろ”

シルバーウィークの経済効果

2009-09-20 13:48:24 | 株・いろいろ
 多くの人にとって5連休となるシルバーウィーク!

 こんなの昔はありませんでしたね。(笑)

 でもこれだけ休みが続くと経済効果はどうか、・・・新聞を読みました。

 勤労者の休みが1日増えると、家計の消費が0.1%押上げられる由。

 海外で使う分を除いて、

 日本の国内総生産(GDP)は1614億円も押上げられるそうですね。

 これは大きいです。

 でも、

 “給料日前に5日間も休みをもらっても・・・・”

 とつぶやいている声も聞こえました。

 本音に近い?(笑)

証券欄は世の中の動きを映しています

2009-09-19 08:57:24 | 株・いろいろ
 「新聞の証券欄は世の中の動きを映しています」

 これは、10月17日の株式基礎講座で私がお話しようとしているテーマのひとつです。

 政治からスポーツ、社会問題まで反映しますね。

 ということから、9月の株式市場をみますと、

 ・・・日本の株価は、9月の騰落率は世界の主要20の市場のうち、唯一マイナス・・・(今朝の日経)

 これは何を反映しているのか、

 記事を見ますと、

 新政権の政策の不透明感、を第1にあげています。

 市場関係者は“首相や閣僚からどんな発言が飛び出してくるか不安”であると。

 さらに、円高ものしかかっているのですね。

 これでは外国人も買ってきません。

 支持率がたいへん高い新政権ですが、

 株価というモノサシはちょっと厳しいです。

 

 

基準地価18年連続下落

2009-09-18 13:56:51 | 株・いろいろ
 昨日発表になった基準地価は、全ての都道府県で下落しました。

 土地の評価についてはいくつかありますが、

 まず、1月1日現在の地価を3月下旬に発表する「公示価格」があります。

 それから半年後の7月1日現在の地価として発表になるのが「基準地価」です。

 土地の収益性や周辺の取引事例などに基づいて、不動産鑑定士などが1平方メートル当たりの価格が判定されます。

 いずれも土地取引の目安となります。

 全国ベースでの下落は18年連続、全ての都道府県での下げ幅拡大は初、の由です。

 買う人にとっては安いほうが良いのですが、下げ続けるとかえって手が出しにくい?

 今年の秋が大底、という声もあるようですが、

 資産価値としてもいい加減下げ止まったほうがいいですね。

 

手がかり難?株式相場

2009-09-17 09:22:34 | 株・いろいろ
 最近の株式相場は、筋が通っていないというかバラバラの動きです。

 例えば①:

 日経平均株価は、11日▲、14日▲、15日△、16日△

 東証株価指数は、11日▲、14日▲、15日▲、16日▲

 ▲は下げた日、△は上げた日ですが、東証株価指数は下げ続けです。

 例えば②:

 年初来高値銘柄数と年初来安値銘柄数をみますと、

 14日 高値24-安値26、15日 高値24-安値15、16日 高値45-安値33

 と、9月も半ばになって年初来安値銘柄数が増えているのは嫌ですね。

 例えば③:

 値上がり銘柄数と値下がり銘柄数をみますと、

 15日は日経平均株価は+15円なのに、値上がり銘柄数596:値下がり銘柄数913

 16日は日経平均株価は+53円なのに、値上がり銘柄数506:値下がり銘柄数1045

 と値下がり銘柄数の方が多いのです。

 要するに、手がかり難?なのでしょうね。


 

もうじきお彼岸ですね

2009-09-16 11:12:56 | 趣味
 この写真なんだか分かりますか。

 そう、彼岸花の蕾です。

 いつからか、この季節になると別荘の庭に1輪だけ咲きます。

 彼岸花はもともと日本の花ではなく、仏教とともに中国から伝わった?らしいです。

 そのせいでしょうか、お寺やお墓に多い花でもありますね。

 別名は曼珠紗華(マンジュシャゲ)というのはよく知られていますが、さらに、

 幽霊花、死人花という呼び名もあるのをご存知ですか。

 地下にはたまねぎのような鱗茎(りんけい)があって、これは有毒ですが去痰などの漢方薬に使われます。

 ちょっと気味の悪い名前や有毒植物であることから、

 真っ赤なきれいな花も怖い感じ?

 でも夏目漱石の句に、

 曼珠紗華あっけらかんと道の端

 というのがあります。

 子供たちが手折っては遊びますが、すぐに飽きて捨ててしまうからでしょうか。

 あっけらかんがいいですね。

 なお、マンジュシャゲとは赤色を表す梵語だそうです。

半分経過の9 月相場

2009-09-15 10:29:27 | 株・いろいろ
9月相場は荒れる、といわれるアメリカの株式市場も無難に?半分経過しました。

8年前の同時多発テロは11日、

リーマンショックは15日、

いずれも暴落を引き起こしました。

あんなことは、そうそう起こることではありませんが、気持ちの上で引っかかるのも否定できません。

残る半月も、ぜひ無難にいきますように願います。

雇用と愛社精神

2009-09-14 07:18:47 | 株・いろいろ
 “雇用が基本”であることをしばしば述べていますが、

 企業で働く人を対象にした日経の調査結果は“深刻”な気持ちにならざるを得ませんね。

 ◎自分もリストラされるのではないかと感じている人が46%もいる由。

 これでは腰を据えて仕事ができない?

 “石の上にも3年”は勿論“死語”?

 ですから、

 ◎退職に応じるかも知れない、とする人が74%も。

 そういう時代なんですね。

 これでは忠誠心はおろか、愛社精神もむずかしい・・・・

 安心して企業で働ける、そんな会社に早くして欲しいです。

個人投資家の為替相場感

2009-09-13 11:13:35 | 株・いろいろ
 いつもながら個人投資家の為替相場感には感心します。

 為替がドル安(円高)にすすむと、銀行などでドルを買う個人が増え、

 その後ドル高(円安)になるということを何度もみてきました。

 今回は、少し前にFXのドル残高が減ったという記事を新聞で見たのですが、

 案の定?ドル安(円高)にすすみましたね。

 新聞などには専門家といわれる人の解説が載りますが、

 どちらかというと後追い?的な感じがしないでもありません。

 むしろ個人投資家の動きを見ている方が、

 相場動向は的確に?わかる気がします。

リーマンショックからもう1年

2009-09-12 11:56:38 | 株・いろいろ
 リーマン・ブラザーズが破綻した時は、金融・証券世界は真っ暗で、

 100年に一度、いやそんなものじゃない大不況、といわれましたが、

 早いものでもう1年。

 しかも、景気も大底確認。

 中国の株価などはその時よりも44%近く上げてしまっているのですね。

 もっとも日本の株価は例によって?戻らないワースト3のようですが。

 この1年、外資系証券会社は大幅なリストラをすすめてきましたが、

 ここにきて雇用情勢は平常にもどりつつある由。

 収益増加が見込める株式・債券部門や、

 富裕層向け金融分野では陣容を拡大する動きもあるとか、

 明るい動きですね。

ゴッホ「ドービニーの庭」

2009-09-11 07:41:34 | 趣味
 私が好きな画家にゴッホがいます。

 ゴッホのいろいろな絵にはいろいろな面白さがありますが、その中で「ドービニーの庭」は想像をかき立ててくれるものがあります。

 ドービニーはゴッホが絵を描き始める前から尊敬?していた画家ですが、

 そのドービニーの家の庭を、彼は死ぬ少し前に描いたのですね。

 そして1枚には黒猫がいて(写真下)、もう1枚にはその猫がおらず足跡だけがある(写真上)、のです。

 なぜ、自殺?する少し前に幼い頃に尊敬した画家の家に行き、猫のいる絵といない絵があるのか、

 考えると面白いでしょ?

 黒猫がいる絵はスイス・バーゼルの美術館にあり、猫のいない絵は広島の美術館にあります。

 私はそれらの絵が見たくて、広島まで行きました。写真上はそのときに買った絵はがきです。

 一昨年、スイスに行ったときバーゼルの美術館に行こうとしたのですが、生憎その期間はスペインの美術館に貸し出してしまっていて見ることができませんでした。

 このたび、スイス在の娘がバーゼルの美術館に行き、買ってきてくれたのが下の絵はがきです。

 これで2枚が揃って、子供のように?喜んでいます。

 それにしても、広島の美術館の絵にはなぜ猫がいないのか、

 X線で調べた結果がこの前発表になりましたが・・・・

 どうも科学というのはロマンがないなー(笑)