表題(タイトル)の記事が今朝の日経に載っていました。
その調査によると、退職金を株や投信で運用したいかという問いに対して「したくない」が66%で「したい」を大きく上回った由。
運用する資金があるという前提でみると、「したくない」派は「働いていれば、仮に損をしても回復が可能だが引退後は不可能」という安全志向が強いそうで、それはよくわかります。
で、「安全確実な定期預金を中心に」という意見が多かったようです。
でも、私は???と、この調査に疑問を感じました。
株や投信で運用をしない人にその理由を尋ねたところ、「リスク」よりも「知識不足」をあげた人の方が多かったという、別の調査結果を聞いたことがあります。
今朝の新聞の調査はその点を聞いたのでしょうか?
その調査によると、退職金を株や投信で運用したいかという問いに対して「したくない」が66%で「したい」を大きく上回った由。
運用する資金があるという前提でみると、「したくない」派は「働いていれば、仮に損をしても回復が可能だが引退後は不可能」という安全志向が強いそうで、それはよくわかります。
で、「安全確実な定期預金を中心に」という意見が多かったようです。
でも、私は???と、この調査に疑問を感じました。
株や投信で運用をしない人にその理由を尋ねたところ、「リスク」よりも「知識不足」をあげた人の方が多かったという、別の調査結果を聞いたことがあります。
今朝の新聞の調査はその点を聞いたのでしょうか?
しかし、このような状況は経済がグローバル化した現在では起こらないと思いますのでやはり、インフレヘッジも含めて優良株式への投資が一番ベターなのでしょうね。
それにつけても、広本様含めて何故投資信託を薦めるのでしょうか? 購入手数料の2-4%、信託報酬、解約時の信託留保金など考慮すると、仮に100万円投資しても、ネットの投資金額は97-98万円からのマイナススタートなるざる得ません。にも拘らず、投資信託を薦められるのは、最終的にこれらを絶対にカバーして収益をもたらす良い投資先とお考えなのでしょうか?
投資信託を薦められるにあたっては、やはり「銘柄選びが分からない場合は投資信託」という表面的な理由だけでなく、数字を用いた採算も示して説明する必要があるように感じます。さもないと、最近問題になってます銀行の預金広告と一緒になると思いますが、如何ですか?
ご意見ありがとうございました。
私は、証券についての知識を持って家計の管理をすべきだと思います。その一環として、投資信託についてもメリット・デメリットを認識の上で投資することをおすすめしています。
takoさんがおっしゃるように、「投資信託にかかる費用」は高すぎるものが多く、その点に関しては私も同感でいつも批判をしています。
ただ、投資信託という商品の利点は、①個別株式をたくさん買うには個人の資金では限界がある、②多くの銘柄を組入れる投資信託はリスク分散になる、③マクロ経済から個別銘柄まで個人で調べるには調査網、調査時間、費用、知識の範囲などとても及ばないことが多い、などですね。
費用高を超えてなお魅力のあるファンドに投資したらよいと思いますが。それでもリスクのある金融商品であることには違いありません。(絶対にカバーできるとはいえません。)