先物の動きによる相場変動

　「裁定取引に伴う現物買いで、日経平均株価が上昇した」というような、

　相場解説をしばしば見かけますね。

　これは、“日経平均の先物と現物の指数である日経平均株価との差が開いたとき”

　“割高な先物”を売って“割安な現物”を買うという、

　裁定取引が市場で行われたときに起こる相場変動なのです。

　ただ、このような相場変動を引き起こす？ほどの大口取引は、

　ヘッジファンドなど機関投資家の動きですが、

　もちろん個人投資家も先物取引は容易にできます。

　“一定の証拠金を差入れ”て（証拠金などは証券会社で定めています。）、

　さらに、単位を小さくした“ミニ日経平均先物”も、

　できるようになっています。

　くわしくは、大坂取引所のホームページで見ることができます。