百貨店の売上が大きく伸びる

　今年上期（１～６月）の全国百貨店の売り上げが大きく伸びましたね。

　去年の上半期も伸びたのですが、

　これはその前の年の売り上げが大震災の影響で大幅ダウンだった反動とみられていますし、

　それにもまして、今年の伸びは２．３％で、これは

　１９９６年の３．６％以来、１７年ぶりの大幅な伸びの由です。

　何が売れているのか、をみると、

　「美術・宝飾・貴金属」で１５．２％、ついで「身の回り品」の６．７％、

　これも海外ブランドの靴とか、革小物だそうです。

　それと、猛暑を反映して「衣料品」が１．６％。

　いずれにせよ、株価の値上がりによる資産効果が表れているのでしょうし、

　景気が立ち直っているという感覚が、

　売り上げを伸ばしていると考えられます。