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鳴海織部の小さなお皿

2011-12-27 09:37:34 | 陶芸
 昨日窯出しした「鳴海織部」の小さなお皿です。

 安土桃山時代、美濃の国に古田織部という武士で茶人がいました。

 千利休の高弟で、豊臣秀吉に仕えていましたが、

 秀吉の死後は、徳川家の茶道師範と称されていたのです。

 ところが、大坂夏の陣で陰謀を疑われて自刃してしまったのですね。

 古田織部が指導した焼き物(茶器が多いのですが)は緑釉と鉄絵を加え、

 意匠が斬新なものが多くあります。そのひとつ:

 赤土と白土をつなぎ合わせ、白土のほうに緑釉を施し、

 赤土の部分に白化粧土で文様を描いて、さらにその上に鉄の線描を入れたもの、

 (「鳴海織部」と呼ばれる手法ですが、)

 それを作ったのが、上の写真です。
 
 因みに、鳴海織部とは古田織部が尾張鳴海で焼かせたものからつけられた名前とか。

 このお皿、いかがです?

 おせち料理にちょっと使ってみたら?