初心者のための証券のある生活

豊かな生活を目指し、廣本修正のよくわかる “株・いろいろ”

日々公表銘柄制度について

2010-09-01 13:29:16 | 株・いろいろ
 信用取引には、本来「取引の円滑化」「公正価格形成」という役割があります。

 ところが、株の売買が活発になりますと、とかく“過度に利用されて”しまい、

 株価変動激化というマイナス面がでてきてしまいます。

 そこで、取引所では「過度の利用に対するガイドライン」を定め、

 それに該当する銘柄がでると、

 その銘柄が過度である旨と、その銘柄の信用取引残高を毎日公表することにしています。

 それに該当する銘柄を「日々公表銘柄」と呼んでいます。

 これはあくまで、“注意を促す”制度であって、規制ではありません。

 ただ、この銘柄に指定されますと、

 通常は週に1回公表される信用取引残高が毎日公表され、

 取引所などのホームページで見れるほか、

 日経紙でも毎日掲載しています。