岩屋外相はイスラエルのイラン攻撃を非難した(学校で教えてくれない経済学)
14日朝5時のNHKニュースは「イランがイスラエルの首都テルアビブに日本時間午前3時過ぎにミサイル数百発を撃ち込んだ。前日、イスラエルがイランの複数の軍事施設や核施設を空爆、その際、イラン革命防衛隊幹部の一人その他複数を殺害した報復であるとイラン最高指導部のホメイニ氏は語った」と伝えた。13日、ブルームバーグ電子版は「イランは13日未明、イスラエルのテルアビブ市街地を報復爆撃した。原油相場が前日比7%以上急騰した。イラン、イスラエルの報復合戦が今後も続けばバレル100ドルの再来も噂されている。インフレが進むとしてNY債券が売られ利回りが上昇した。17日開催の米FOMC会合でインフレ懸念から利下げ時期が先延ばしされる可能性が出て来た。NY株はダウ、S&P500,ナスダック揃って急落した。一時、1ドル=144.48円までドル高・円安が進んだ。」と伝えた。
13日、NY市場でダウは43,197ドル、769ドル、1.79%安、S&P500は5,976と68ポイント、1.13%安、ナスダックは19,406と255ポイント、1.30%安で取引を終えた。個別銘柄ではビザが352.85ドル、4.98%安、1銘柄でダウを113ポイント押し下げた。恐怖指数VIXは20.82と15.54%上昇。米10年債利回りは4.400%と1.01%上昇。NY外為市場で1ドル=144.11円、0.45%高。1ユーロ=166.43円、0.14%高。1英ポンド=195.61円、0.17%高。NY原油(WTI)はバレル73.18ドル、7.55%高。北海ブレントは同74.51ドル、7.43%高。3年振りの水準とロイター電は伝えた。NY金はオンス3,453.20ドル、1.49%高。ビットコインは10万5,572ドル、0.21%安で取引された。
13日、ワシントンポスト紙電子版は「①イスラエルの攻撃にイランが報復爆撃した。イスラエルのテルアビブの病院では患者は地下に移動した。街ではけが人が出ている。原油相場が急騰した。ホルムズ海峡を挟んでの報復が継続すれば原油はさらに値上がりする。ロシアに支援となり戦争をさらに終わらせにくくさせる。アメリカ政府高官はイスラエルのイラン攻撃にアメリカの関与を否定した。トランプ大統領はSNSに「自分とわがチームはイスラエルのイラン攻撃を事前に認識していたと述べた。②インディアン航空機事故で一人生存者がいた。Extraordinary並外れたことだ。モディインド首相はシート11Aにいた生存者を病院に見舞った。ボイスレコダーが見つかった。墜落原因の調査が本格化する。③イランのイスラエルへの報復攻撃でNY原油相場が急騰した。NY株は急落した。」と伝えた。
13日、ロイター電子版は「①トランプ大統領と石破首相は13日、夜20分電話会談を行った。日米双方に利益となる合意の実現に向けて担当閣僚間で協議を加速化させることで一致した。15日からのカナダで開かれるG7会議で対面での会談を行い日米協力を深めることも申し合わせた。トランプ大統領に一連の関税措置の撤廃を求め日本は対米赤字を減らすと主張したと石破首相は記者会見で述べた。岩屋外相はイスラエルのイラン攻撃を非難した。」と伝えた。土曜日、14日はNHK/BSの「ワールドニュース」の放送はなし。(了)