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NY原油WTIバレル37ドル台へ下落、11月中国輸出入伸び鈍化、資源国通貨安加速

2015-12-09 10:18:52 | 経済学
NYダウ162ドル安(学校で教えてくれない経済学)


11月の中国貿易統計が輸出入ともに市場の予想を下回り、欧州株、米国株を共に押し下げた。NYダウは162ドル安、17,568ドルで取引を終えた。「中国が貿易相手国として最大のブラジルの株価は3日連続で下げた。インフィニティ・アセット・マネジメント、チーフエコノミスト、ジェイソン・ビエイレ氏は『ブラジル投資家に、あらゆる場所から多数の悪いニュースが届いている。ブラジル市場にとってこれほどまで悪い時期を思い出すのは難しい』と述べた」と9日付サンパウロ発のブルームバーグ電子版でDenyseGodoy記者が書いた。中国貿易統計は8日のロンドン金属取引所でアルミニウムとニッケル相場を押し下げた。一方、8日、NY原油(WTI)相場が続落、バレル37.51ドルで取引を終えた。ロンドンの北海ブレント先物相場が一時バレル40ドルを割った。終値のバレル40.26ドルは2009年2月以来とブルームバーグ、MarkShenk記者は書いた。

8日のNY外為市場では、11月の中国貿易統計を見て、中国経済が10数年振りの鈍化を裏付けた。この日、原油相場がバレル37ドル台まで下げたことが重なり、カナダ・ドル、ノルウエー・クローネ、アフリカ・ランド、ブラジル・レアルなど資源国通貨が幅広く売られたとブルームバーグ、BorisKorby記者が書いた。ノルウエー・クローネは、対ドルで2002年4月以来の13年振りの安値となった。カナダドルは4営業日連続で下げ、一時、1米ドル=1.3622カナダドルと2004年6月以来の11年振りの安値を記録した。対円では1ドル=122.85円、1ユーロ=133.98円で取引された。8日NY金相場は、米利上げがほぼ確実と見て、金利のつかない金の妙味は低下、安値圏でのほぼ横ばいオンス1,076.30ドルで取引を終えた。10年ひと昔という言葉がある。11年振りとか13年振りとか中国の様に10数年振りとかの言葉が乱れ飛んでいるときは用心しなさいと教えてくれているのであろう。

9日朝のNHK/BS「ワールドニュース」では英BBCが今年1月にギリシャからベルギーに潜入したとき容疑者を逮捕しておけば3週間前のバリレストラン襲撃事件は回避できたと伝えた後、動物の餌として大量に使われている抗生物資の影響でスーパー耐性菌が急速に増え、抗生物資が難病に効かなくなるリスクが出てきた。コストを下げるためには牛、鶏などの家畜の餌に抗生物質貸与を止めるわけにはいかないと語るあるイギリス農家の声を紹介していた。英BBCは「中国は英国の比ではない。ラオス、カンボジア、ベトナムいずれ世界中でスーパー耐性菌が拡大するであろう」とニュースを終えた。ロシアテレビは「ロシアの医薬品は国産の比率が10%と低い。しかも国産はジェネリックが多い。官僚システムの弊害だ」と伝えていた。フランスF2は移民排斥を訴えた極右政党の国民戦線が地方予備選で票を伸ばした。オランド大統領の社会党の劣勢が浮き彫りになったと伝えた。米ABCは米大大統領共和党指名候補争いで、ドナルド・トランプ氏が『イスラム教徒の米国への入国を全面的に禁止する』と演説した。パリ同時テロ、カリフオルニア銃乱射事件後、ランプ氏は過激化している。』と伝えた。あと1年を切った段階で史上まれにみる低調な米大統領選挙だといわれる。アメリカが内向きに傾斜している証であろうが要注意の動きだ。(了)

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