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鳥インフルエンザで虎23頭がタイの動物園で死亡    No48

2004-10-20 20:06:20 | 経済学
学校で教えてくれない経済学・・・江嵜企画代表 

 23頭のタイガースが、タイの動物園で鳥インフルエンザで
死亡したとタイ政府が10月19日発表した。
 
 外電によれば、タイ中央部にあるスリラチヤ・タイガー動物園で
400頭以上の虎が飼育されていたが、このうちの23頭が死亡、
30頭が現在病気中だという。虎が死亡し始めたのは9月14日
からで、調査の結果、餌に使っていたニワトリのガラが原因で、
鳥インフルエンザウイルスH5N1であることがわかったという。
 
 当の動物園は直ちに閉鎖されたが、専門家は、虎は人間への
ウイルスの媒体にはならないから心配していないと話している。
鳥から人への感染も心配だが、人から人へのウイルス感染を
タイ政府は心配している。
 
 虎が鳥インフルエンザで死亡した話は日本の新聞でも
昨日紹介された。タイガース〔虎〕だったから日本でも
話題性があり、報道されたのだとすると問題だ。
日本では鳥インフルエンザの話は、昨年の
インフルエンザ騒動で騒ぐだけ騒いだあとは
ほとんど報道されていない。

 鳥インフルエンザウイルスは誰が運んでくるのか、いまだ
解明されていないことも事実である。渡り鳥、なかでもかもの
仲間がH5N1ウイルスの運び屋であると疑う専門家も多い。
これから日本でもインフルエンザのシーズンに突入する。
老人や幼児は特に注意が必要だろう。 

 話は飛ぶが、今朝のウオールストリートジャーナル紙の
ネット通信によれば、中国政府が米国からの鶏肉の
輸入規制を継続すると発表した。米中間の懸案の
農業問題解決のため現在、米代表団が北京を
訪問している。
 
 鳥インフルエンザは、米国でも、今年2月、テキサス、
ペンシルバニア、メリーランド、ニュージャジー以上4州で
発生した。世界25ケ国が米国からの鶏肉の輸入を禁止した。
中国もその中の1つである。

 中国は狂牛病の怖れから米国から牛肉の輸入も禁止している。
米代表団は今回の米中交渉で牛肉の輸入解禁を
訴えたらしいが中国は首をたてにふらなかったようだ。

 のどもと過ぎれば熱さを忘れるということわざがある。
忘れることは必ずしも悪いことばかりではないが、
鳥インフルエンザやBSE問題という健康にとって見過ごし
出来ない重要な問題までも、おとぼりがさめたからと
いって簡単に忘れて欲しくないと思うが、いかがなもので
あろうか。(了)

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