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肺・大腸の治療に使う鎖骨下筋 (10/28の臨床実践塾)

2018-10-23 11:52:23 | 診断即治療と虹彩学
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鎖骨下筋の起始停止



鎖骨下筋の起始は第1肋骨の軟骨境界あたりの前面に付着し、停止は、鎖骨の外側で下面に付着します。
主な働きは、鎖骨を前方や下方に引きます。

この鎖骨下筋は、肺や大腸に異変がある時に過緊張になるので、この過緊張を解いてあげると症状が軽くなります。

肺や大腸に異変がある時に、この筋肉を触るには、患者さんの後方に回り、後ろから鎖骨の下を触るようにすると硬い腱に触れたような感じがします。
この筋に異変がなければ、肺や大腸の異変は深く考えなくてもいいようです。

この筋に過緊張が起こると、鎖骨を通じて肩部の筋にも異変が起こり、脊椎に異変が起こり、肩こりの原因になる場合もあります。
となると、脊椎にも異変が起こりやすくなるので、脊椎の歪みにも関係してくるわけです。
ですから、結論から言いますと、脊椎の歪みを治すには、肺、大腸も整えなければならないということになります。

その場合に、先に脊椎を整えておくと、肺・大腸も整えやすくなるので、脊椎を整えることを考えるのですが、もう一つ問題があります。
それは、仮に大腸の粘膜に異変がある場合、腎臓が関係してきますので、腎臓も整えなければいけないことになります。

そこで出てくるのが「脊柱鍼」です。
脊柱鍼は、腎、胆も同時に調整できますので、腎が整い、大腸の粘膜が整えば、鎖骨下筋も整うわけです。
しかし、臨床では、脊柱鍼⇒腎⇒大腸粘膜という流れがあり、鎖骨下筋が整うまではちょっと時間がかかりますので、鎖骨下筋の異変は鎖骨下筋への治療も加えています。

ただ、鎖骨下筋だけを整えるより、腎、胆も整えていたほうが、治療師としては再発の不安がなくなるので安心できます。
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