「米労働省は11日、5月CPI消費者物価指数が総合は前月比0.1%上昇(予想:0.2%上昇)、食料とエネルギー除くコア指数は前月比0.1%上昇(予想:0.3%上昇)と発表した。概ね予想を下回ったことで債券相場が上昇(利回りは低下)ドル指数は下落した。5月時点では関税の影響は見られない。エコノミストは関税が上昇すれば企業はコスト転嫁を免れないためCPIは上昇すると見ている。」と11日、ブルームバーグ電子版は伝えた。11日、WSJ紙電子版は「中国はレアアース(希土類)の対米輸出に6か月の制限を設ける方針だと複数の関係者は述べた。再び米中関係が悪化した際、中国は影響力を残すことが出来る。」と伝えた。ブルームバーグ電子版は「トランプ大統領は中国と貿易規制緩和に向けた枠組では合意したと述べた。詳細は不明である。中国にコメントを求めたが回答は得られていない。」と伝えた。11日、ロイター電子版は「テキサス州のアボット知事は11日、移民摘発巡る抗議デモに備えるとして州兵を配備すると発表した。」と伝えた。ロイター電子版は「米中貿易協議が大枠合意で上げて始まったが、イランと米国と水面下での6回目の協議が決裂と伝えられたあとNY株は下げに転じ前日比ほぼ横ばいで取引を終えた。」と伝えた。
11日、NY市場でダウは42,866ドル、1ドル、0.00%安。S&P500は6,022と16ポイント、0.28%安、ナスダックは19,615と99ポイント、0.50%安。恐怖指数VIXは17.26と1.83%上昇。米10年債利回りは4.424%と1.14%0低下。ドル指数が低下。NY外為市場で1ドル=144.49円、0.293%安、1ユーロ=165.98円、0.28 高。1英ポンド=195.72円、0.05%高。NY原油(WTI)はバレル68.28ドル、5.08%高。北海ブレントは同70.43ドル、5.32%高。中東不安が影を落とし原油相場が反発した。NY金はオンス3,376.10ドル、0.98%高。ビットコインは10万8,617ドル1.48%高で取引された。
12日、朝放送のNHK/BS[ワールドニュース]で英BBCは「①リーブス英財務相は住宅。防衛、健康保険を重点に支出計画案を11日英議会に発表した。予算案ではない。どこに注力するかを国民に示す狙いがある。省庁に2.3%増額配分する。2027年に国防費をGDP比2.6%とすると発表した。影の内閣の保守党の財務相は非難した。②太陽の磁場観測に成功した。太陽表面は数千度を超えるが地球への影響を予測出来るようになる。」と伝えた。ドイツZDFは「オーストリアでの学校内での銃乱射事件のあと改めてドイツ国内の学校施設の再点検の必要性がドイツ議会で審議された。」と伝えた。シンガポールCNAは「米中貿易協議が5月のジュネーブ合意を確認する枠組で合意終了した。拘束力はない。薬物ファンタニル問題は保留された。中国の5月輸出先でベトナム、タイ、インドネシア向けが増えた。迂回して米国へ輸出される。」と伝えた。韓国KBSは「①李韓国大統領は11日、韓国證券取引所を訪問した。未公開株の有り様を巡って海外から厳しい目が向けられていると指摘、厳罰をもって当たると述べた。②韓国政府は北朝鮮への宣伝放送を停止すると発表した。北の反応は出ていない。③李大統領はトランプ大統領、石破首相、習主席のあと11日、4番目にチェコ首相と電話会談を行い原発建設で関係強化を確認した。」と伝えた。(了)