ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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1.9兆ドル予算審議米上院で開始、投機的動き鎮静化でNY株、ハイテク株高リードで続伸、一方、ミヤンマー政変を国連安保理審議も対応纏まらず(学校で教えてくれない経済学)

2021-02-03 10:54:45 | 経済学
1.9兆ドルの景気対策予算案の米上院での予算審議入り動議が賛成50反対49で可決された。一方、投機的売買の動きが沈静化した。2日のNY市場でダウは30,687ドル、475ドル、1.6%高、S&P500、3,826,1.4%高、ナスダック、13,612,1.6%高と揃って値上がりした。恐怖指数VIXは25.56へ15.5%下落した。米10年債利回りは1.108%へ上昇した。NY外為市場で1ドル=105.02円とドルが対円で買われた。一時、1ドル=105.12円を付けた。1ユーロ=126.04円、1英ポンド=143.48円で取引された。ユーロ圏GDPが10~12月0.7%減を受けてユーロが対ドルで一時、1ユーロ=1.20ドル台まで下げた。

NY原油(WTI)はバレル54.98ドル、北海ブレント、同57.83ドルと小幅続伸、一方、NY金は利回り上昇で反落、オンス1,837.80ドルで取引された。前日一時オンス30ドルまで上げたNY銀は26ドル台へ反落、個人投資家による投機的動きが後退した。個別銘柄の動きとしてダウではゴールドマンサックスが286.97ドル、4.5%高、ダウ指数を80ポイント押し上げた。キャタピラー、192.50ドル、4.2%高、同50ダウを押し上げた。ナスダックではテスラ、872.79ドル、4.0%高、アマゾン、グーグルが1%高と続伸、相場をリードした。前日急騰したオンラインゲームのGamestop,映画イベントなど興行企業AMCが共に50%前後反落した。

豪ABCは「国連安全保障理事会が2日、ミヤンマーでの軍によるスーチー氏軟禁などの政変を審議した。米国は対ミヤンマー制裁として経済援助打ち切りを表明した。豪州は態度を保留している。ミヤンマーは中国と緊密な関係を持続している。制裁を強化すれば中国寄りを益々強めるとの懸念を持つ国が多い。」と伝えた。中国CCTVは「ミヤンマー政府は内閣改造を実施した。中国は他国の行動に干渉しない。」と報道官は述べた」と伝えた。共同通信は「ミヤンマーは中国に大きく依存しており中国に逆らえない。ミヤンマーとの関係強化を進めてきた日本政府の選択が改めて問われる。」と伝えた。NYタイムズは「①コロナ変異ウイルス感染拡大が急速に進んでいる。ワクチン接種拒否が増えて来た。②ファイザーは10~12月決算でワクチン売り上げを150億ドル期待と発表した」と伝えた。「コロナバブルはいつはじけるのか」と近着ニューズウイーク日本版は興味深い記事を特集していた。コロナ感染拡大、ワクチン確保に世界は狂奔している。ここは頭を冷やした方がよさそうだ。(了)

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