ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

転倒して頭を打って、病院で「硬膜下血腫になるかも知れない」と言われた

2019-09-06 14:05:22 | 診断即治療と虹彩学
この「診断即治療」は、 FC2ブログ にも転載しています。




大胸筋下部 




途中ですが頭蓋縫合刺鍼です 



「マップを持ったまま転倒して、左後頭部をアスタイル(厚さ3㎜ぐらいの硬いタイル)に打ち、右側頭部まで痛みが走った」と言う方が来られました。
病院に行ったら、CTを撮ってくれて、医師は、
「硬膜下血腫になるかも知れない」と言ったそうです。

※ 硬膜下血腫とは、脳と頭蓋骨の間に血液が溜まる病気で、一般的には頭を打ったあと、2週間から3ヶ月の期間に起こるとされています。
つまり、頭蓋骨の内側にある硬膜という「膜」と、脳を包むくも膜の間に血液が溜まるため、硬膜下血腫と言われるわけです。

ただ、頭を打った覚えのない人にもみられ、その原因としてお酒の飲み過ぎ、脳圧の低下、感染、動脈硬化、貧血などがあるようです。
そして、軽い打撲などで発生した硬膜下腔の出血は吸収されずに、1ヶ月ぐらいかけて徐々に被膜に包まれて硬膜下腔に残ることがあるそうです。

この被膜は出血しやすいため、再出血を繰り返して、はじめは薄い血腫が、徐々に増大する特徴があるそうです。
そのため、治療の時期が遅れると、意識障害、知能障害、頭痛、嘔気、片麻痺、失語など様々な症状が出現し、さらに放置すると死亡することもあるとのことです。

その方は、左後頭部を打ったそうですが、
「右相当部にも痛みが出たし、左胸の「大胸筋下部」辺りも痛い」と話しておりましたので、頸椎と胸椎の歪みと頭蓋骨が歪んだものと思われました。

ですから、治療としては、

① 頭蓋骨の調整

② 頭蓋縫合の動きの調整

③ 頸椎調整

④ 脊椎調整

などを行うことにしました。
頭蓋骨調整は、スカルセラピー(クラニオセイクラルみたいなもの)で行いましたが、蝶形骨が少し右側に寄っている感じがしましたので、そこを調整した後に、頭蓋縫合を通る血管の圧迫を緩める目的で、頭蓋縫合刺鍼をしました。

そして、頸椎2番が右側にスライドしていましたので、それを調整してから、足関三穴で筋骨の調整をしたら、先ほどまで痛かった大胸筋下部の痛みは消えました。
しかし、硬膜下血腫ができたら怖いので、念のために2週間後に再度来院してもらうようにしました。

この硬膜下出血は、後にジワーッと症状が出てくるので、手遅れになったら大変です。
もちろん、発症してから手術という方法もあるのですが、出来れば手術は避けたいものです。
ご本人も、そのことを知っていて、
「いつ、何が起こるかわからないので、終活を始めています」と話していました。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

米中貿易協議が10月再開で米中で合意、米経済統計堅調伝え、NY市場で株高、ドル高進む(学校で教えてくれない経済学)(番外編)

2019-09-06 10:26:58 | 経済学
中国中央テレビは北京時間9月5日朝の報道で、劉副首相、ライトハイザー米STR特別代表、ムニューシン米財務相が電話会談を行い、10月早々にワシントンで貿易協議を再開することで合意したと5日付WSJ電子版が伝えた。WSJは米中双方が、9月に入り新たに関税引き上げ、米中貿易戦争がエスカーレート、世界経済悪化懸念から設備投資意欲を失っていた。10月再開の米中貿易協議で実質的停戦協定が結ばれるとの期待から、5日のNY市場は、株高、米利回り上昇、ドル高の展開となったと書いた。WSJは2週間後の次回米FOMC会合で米中貿易戦争懸念から世界経済減速懸念を念頭に少なくとも0.25%再利下げ観測が出てきていると伝えた。

一方、5日付NYタイムズ電子版は、2020年米大統領選挙を前に、米中関係が崩壊することは回避することがベストの選択として米中貿易協議の10月再開を決めたあと市場は歓迎した。しかし、大きな進展は期待できないだろうと書いた。5日付のワシントンポスト紙電子版はハリケーンドリアンの被害状況をトップで取り上げ米中貿易協議再開に触れていない。5日付英フィナンシアルタイムズ電子版トップで「米中対立でリセッション懸念が出ていた。米中貿易協議再開で合意発表のあと楽観論が浮上、株価が上昇した」と伝えた。5日付のブルームバーグ電子版は米株高、米10年債利回り上昇で世界リセッション懸念が緩和した。6日のアジア市場では東京、香港、シドニー株価先物市場は1%上昇したと伝えた。

5日付ブルームバーグ電子版は「米サービス業景況感指数が56ポイントと予想を上回った。民間雇用データが増加、6日金曜日発表予定の米雇用統計期待感が拡大した。米中双方が米中貿易協議を10月再開で同意したことがNY市場の相場を支えた。5日、NYダウは、続伸、372ドル、1.4%高、26,728ドル、ナスダック、1.85高、8,116,S&P500、2,976、1.3%高と揃って値上がりした。NY債券市場では債券が売られ10年債米債券利回りが上昇、ドルが買われ、1ドル=106.94円、1ユーロ=117.99円、1英ポンド=131.84円と揃って円安が進んだ。英国の合意無き離脱懸念が後退、英ポンドに買い戻された。NY原油(WTI)はバレル56.25ドル、ブレント原油はバレル60ドルを回復した。NY金はオンス1,527.85ドルと小動きだった」と伝えた。

閑話休題。月2度、なんばパークス内での日本画教室に通っている。9月に入って特に人通りがめっきり減ったように感じる。政府発表の最新訪日外国人データを見ると7月時点なので少し古いが、中国106万人、韓国56万人と出ていた。今年1月では韓国78万、中国75万と中韓がトップ争いをしていた。韓国から団体観光客が特に減ったと伝えられる。一方、野球U-18リーグが韓国で開催中である。その他草の根での民間交流は今年も継続された。5日発表された米中貿易協議再開のニュースも国同士が争い合いをしても双方にマイナスに働くとの認識が双方に生まれたからであろう。「怒りは敵と思え」との徳川家康の遺訓が京都南禅寺傍の金地院門前に掲げられている。日韓関係の修復が待たれてならない。(了)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする