ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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アニメ上映会「親鸞上人物語」(第一巻)(風景(スケッチ&コメント)

2019-09-12 06:51:44 | スケッチ


アニメ上映会

江嵜企画代表・Ken



アニメ上映会「親鸞聖人物語」が9月11日(火)午前10時から東灘文化センター8階会議室で開かれ楽しみして出かけた。2年ほど前にうらはらホールで開かれた映画会「蓮如上人物語」を観劇した際、残していた名簿でこの日招待状が送られたと聞いた。

冒頭挨拶された事務局の土井亜佳子さんを入れて会場の様子をいつものようにスケッチした。大きな会場での上映会だと思い込んでいたが、20人入れば一杯の小ぶりの部屋だった。

アニメ「親鸞聖人物語」は全6巻ある。この日はその内の第1巻「父母との悲しい別れ」、「8歳で独りぼっちなったいきさつに始まり、法然上人との出会いまでの物語」だった。

第1巻上映の後、第2巻「全ての人が等しく救われる、常識破りの結婚を断行す」、第3巻「なぜ起きた「越後流刑」、恩師との痛ましい別れ」までの予告編が上映された。

平安末期から鎌倉時代にかけては、源平の争いはじめ戦乱が絶えなかった。大飢饉も頻発していた。「人は何故生きるのか」に生涯をかけた親鸞聖人の物語ですと、司会者が紹介された。

親鸞聖人は承安3年(1173)、日野有範の長男として生まれる。幼名は松若丸。幼児のとき父を亡くし、8歳のとき母を亡くし独りぼっちとなる。9歳のとき自ら得度を申し出る。叔父の日野範綱に伴われて得度の場所、京都青蓮院の管長、慈円が「得度は明日に行う」と告げた。

松若丸はその場で「明日ありと思う心の仇桜夜半に嵐吹かぬものかわ」と詠んだ。目の前の松若丸の姿に心動かされた慈円は「分かった。得度を今日行う」と語る場面がアニメ第1巻の見せ場の一つだった。

松若丸は比叡山で法華経を学ぶために厳しい修行がはじまる。親鸞の厳しい修行は広く知られるようになる。しかし、親鸞自身はと言うと、煩悩にさいなまれる毎日だった。もがけばもがくほど、苦しめば苦しむほど煩悩から抜け出せない年月が流れた。比叡山での修行のある日「親鸞さま、親鸞さま」と女の声が聞こえた。振り返る親鸞。親鸞は、寝ても覚めても、その女のことが忘れられない。煩悩の苦しみはますます強くなっていった。

源平の合戦で負けた平家の落ち武者が偽坊主となって比叡山で修行していた。彼らは昼は見せかけの修行、夜は酒池肉林の世界を満喫していた。とある日、親鸞は修行の途中、山中で朝帰りの偽坊主と会う。偽坊主は「親鸞、お前は修行しているつもりであろうが、お前の身体は、女を求めているではないか。わしらと同じだ。」と喝破される出来事が起こった。

煩悩から抜け出せないまま、時は過ぎ、親鸞は29歳になっていた。親鸞は下山を決意する。幼少時共に修行した覚明と出会う。覚明から「森や畑の中では虫も鳥もメス、オス共に生きている。何故人間のメスだけが修行の場に入れないのか」と諭され、法然上人との出会いが実現する。親鸞は京都六角堂で法然と会う。その時初めて、阿弥陀佛の本願にようやくたどりついたと話す場面で第1巻は終る。

アニメ上映会に招待いただいた(株)チュ―リップ企画にひたすら感謝である。(了)

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