ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

治療テクニックの前に学んでほしいこと

2019-09-16 10:54:26 | 診断即治療と虹彩学
この「診断即治療」は、 FC2ブログ にも転載しています。




拙著『病気治し入門』(復刻版) 



ありがとうございます。
ぼちぼち売れています。
(ほんとは、そんなに売れるとは思ってなかったです)

今、治療業界では、テクニック講習が盛んに行われています。
こんなにも講習があったら、迷うと思います。
そして、受講して「良かったー」ということもあると思いますが、「なんだあれは!」と思うこともあるのではないでしょうか。

そこで講習を選ぶための指標について考えて見ました。
目の前に困った患者さんがいると、その治療法を勉強したくなると思いますが、自分の将来を考えた場合には、また別の角度から講習を選ぶことになると思います。

たとえば、両親や兄弟のこと、
ジイサンやバアサンのこと、
そして、自分もいずれそうなること。
おっと、このことは50歳ぐらいになって直面しないとわからないかな。

先日、出版した『病気治し入門』に次ぎのようなことが書かれていました。
(30年前に書いた本です)

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暗いあとがき
『病気治し入門』と題して、食養編を最初に切りだしたのは、我々の健康を守ったり、病気を完治させる上において、食生活は何を差し置いても無視できないし、私の経験からすると、現在、病院通いや治療所通い、あるいは入院をしている慢性病の半数以上は、食生活の改善で、確実に、健康を回復させることができると思うからである。

私の手元には、すでに診断や治療の原稿は出来上がっているのですが、あまりに現在の食生活や社会の矛盾に不安を感じるので、日頃から自分の健康は自分で守るように工夫して欲しかったから食養編を先に刊行することにした。

何故なら、現在の雑誌や新聞、あるいはテレビなどに出てくる医学者は、殆どが、いかにもタバコや塩が悪者のように言うだけで、決してジュースやコーラ、あるいは砂糖入りの清涼飲料水やお菓子、ケーキの部類の害は言わない。また、知ってか知らずかわかりませんが、自然塩と電解塩の違いも言わない。放射能汚染のことも、水質汚染のことも、農薬汚染のことも、病院や薬局で出す薬の副作用のことも、言わない、いや、イエナイ!

だから、片方で病気作りを平気でさせて、片方で治療という仕事をする。いかにも矛盾したような医学が横行しているように見える。
だが、我々一般人は、そんなことまで疑って調べる暇はないから、テレビや新聞をあまり疑わないで「政府や医者が、国民に悪い物を与えるはずはない」と思う。

ある所で整体講習をしていたら、ある病院の理学部長を勤めるという先生が、有意義な質問をしてくれた。

「ところで先生、体の硬い人を軟らかくする方法もあるのですか?」・・・と。

とっさに私は「あなたの勤める病院の食事から、砂糖をなくして、おかずを半分にすれば体が軟らかくなるどころか、病気までも治ってしまいますよ」と答えてしまった。

後で聞いた話では、その理学部長さんの身内が入院していたらしく、それを試してみたら、その結果は、その通りになり、かなりその理学部長さんの力が足りなかったのか「患者さんが減っては病院の経営が成り立たない」とオーナーが考えたのかわかりませんが、病院の食事改善は失敗に終わったようであった。

また、産婦人科に勤める看護婦さんの中には、結婚を遠退ける人が多いと云う。その理由を聞いてみると「奇形児を産む心配があるから・・・」と答えるらしい。

ある大学病院の分娩室の工事にあたった職人さんから聞いた話だが、そこには、奇形児が生まれると、ダストのようなフタを開けて、そこに奇形児を投げ入れ、ジャーーーンという機械音と共に生まれたばかりの奇形児はミンチ状に処理される機械を設置したらしい。

新聞やテレビで「奇形ザルが増えている。それは、人間とサルが接するようになり、人間が与えたお菓子などが原因である」と報道されているのに、あれはサルの問題だと思っている人間が多いのには参ってしまう。

和歌山の、あるサル山では、入場する時に、子供達が持っているお菓子をいったんあずかっておき、退場する時に、また、そのお菓子を返してくれる。

これでサルの奇形児を防ぐという策らしいが、サルに与えないお菓子を平気で子供に与える親の頭を疑いたくなる話である。

それでいて砂糖を食べていない「ラットやマウス(うさぎやねずみ)の動物実験ではこうだった」と言われると、すぐにも納得してしまう。

~中略~

お隣の中国で、上海医科大学の陳芝儀教授から「肝臓癌が増えてきた」と聞いた時には「やっぱり」と思った。
砂糖入りの清涼飲料水やお菓子が増えているからだ。
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[反芻」(はんすう)という言葉は、もともと「芻」(まぐさ)を反復して食べることによって消化、吸収力を高める生きる力の源泉を意味する、味わい深い意味を秘めている(学校で教えてくれない経済学)(番外編)

2019-09-16 06:38:08 | 経済学
「親や学校の先生から「反芻(はんすう)してよく考えなさい」と子供の頃からよく言われた。「反芻」という言葉の意味がある程度分かったのはかなり大きくなってからである。「反芻」という文字をいざ書いてみろと言われても書けない。いつもの様にヤフーのブログのお世話になる。「反芻」の「芻」の文字は「まぐさ」と読む。牛、ヤギ、羊などの「反芻動物」の餌のことで、「芻(まぐさ)」を反復して食べる意味から「反芻」と書く」と出ていた。「反芻」のもともとの意味は「一度飲み込んだ「芻(馬草)」を口の中に戻し、よく噛んでから再び飲み込むことを繰り返すこと。そこから派生して「繰り返して考えてよく感じ取ることを意味するようになった」と出ていた。

「反芻動物」とは何か。ヤフーによれば「反芻を行う動物のこと。牛、ヤギ、羊などを指す。彼らには4つの胃がある。成牛の場合、第1の胃は150~250リットルの容積を持つ。牛の歯は、上顎には門歯はない。奥に2本臼歯がある。下顎には臼歯を含む6本の歯がある。目の前の餌をとにかく飲み込みやすくするため億単位の年月かけて門歯を退化させた。飲み込んだ草は消化できないが第1の胃に中にある酵素と微生物で柔らかくする。成牛の場合、1日当たり5~10時間反芻を繰り返して4番目の胃から腸へ送り出す。」と出ていた。

「反芻」を調べていたら心理学に「反芻心理」という言葉があることが分かった。ヤフーによれば「気分が落ち込んだ時、不眠や食欲が低下することがよくある。複雑な人間関係のなかで日々生活していると、嫌がらせやいじめに遭うケースは避けられない。そんなときもともとの原因と全く関係のない理由を勝手に探し出し、自分が気づかぬうちに、本来の原因から大きく離れ、悪循環に陥ってしまう心理を「反芻心理」と呼ぶ。女性はうつ病になりやすいが、女性は「反芻心理」に陥りやすいからだという専門家の研究がある。子供の頃からお前はだめだ、お前はだめだと言われて育てられた人間は「反芻心理」に陥りやすい。」と出ていた。初期の認知症も「反芻心理」が引き起こす場合があるという。最近、引きこもりの子供が増えていると伝えられる。先日、夜10時のNHK地上波の番組で50,60代の引きこもりが増えてきていると紹介していたが「反芻心理」と無関係でないかもしれない。

健康のためなら死んでもいいといわんばかりにスポーツジムに日参して様々な器具を操ることが出来る高齢者が最近増えてきているとのニュースがあった。病は気からという言葉がある。健康診断を定期的に受け、早期発見に努めることは大切なことであるが、益々複雑多岐を極める検査データに、患者が一喜一憂することによってむしろ患者の免疫力を低下させ、患者自らが病気を呼び込み、文字通り墓穴を掘るケースも十分考えられる。

「反芻」は、もともと「芻」(まぐさ)を反復して食べることによって、食べ物の消化、吸収力を高め、生きる力の源泉を意味した。牛は何にも云わないけれど、「反芻」という言葉は、実に味わい深い意味を秘めていることを改めて教えてくれているのかもしれない。(了)

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