ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

様子見でNYダウ5ドル安、ドル安でNY金1,042ドル過去最高(学校で教えてくれない経済学)

2009-10-08 09:20:14 | 経済学
台風18号が午前5時前に知多半島付近に上陸したと今朝のテレビが伝えていた。こちら神戸も一晩中台風の余波を受けた。一方、アフガニスタンをアメリカが攻撃を始めて、明日で8年目を迎えるが、事態はますます悪化している。ロシアの教訓が生かされていないと放送するロシア国営テレビをNHK・BSワールド二ユースが伝えていた。

ワールド二ュ-スのあとに「おはよう世界」を見るのが日課になっている。ただ、野球やゴルフの試合があると断りなく時間が変更される。まだ市民権が確立されていないのであろう。BS全てと言わないが、その程度の扱いなのだということを正直に白状している。

今朝の「おはよう世界」は6時15分からはじまった。経済金融専門のブルームバーグで、アバディーン・アセットマネジメントのアナリストが、「現金は唸るほど持っている。しかし、安全なMMFや利回り3%の財務省証券で満足している。お金を株に回していない。株はこりごりだと思っている。まだ株に投資する時期でないと思っているからだ。」と話した。 

それを「羮(あつもの)に懲りて膾(なます)を吹く」ということわざで表現していた。この日、面白かったのは、「ストーブで火傷した猫は、熱いストーブにも冷たいストーブにも戻らない」ということわざがアメリカにあることを初めて知った。

「残念ながら、米国の成長期は終わりました。この先20年をけん引するのは中国です。彼らは西洋人と同じものを自分の子供に与えようとしているからだ。」と話していたことが特に印象に残った。日本のアナリストもこういう話が出来るようになって欲しいと思う。
  
日本では経済の話はむつかしいという人が多い。経済のことを英語ではご存知、Economy(エコノミー)という。最近「エコ」というとEcology(エコロジー)(環境)のことだと思い込んでいる人が日本でも増えた。経済の「エコ」をやりくり出来ないと環境の「エコ」もうまく事が運ばない。思い上がって「エコ」が「エゴ」にならないよう祈りたい。

10月7日のNY株式市場は、景気回復に対する期待感先行から上げピッチが早かったとの見方と7~9月期の企業決算を見極めたいとする空気が強かったが、アルコア株が決算発表前に値を上げたあと持ち直し、NYダウは前日比5ドル安、9,725ドルで取引を終了した。

NY外国為替市場では、ドル安の流れが続いている。一時1ドル=89.30ドルまでドルが買われたが、1ドル=88.57~60円、1ユーロ=130.07~20円で取引を終了した。ドル安が続くとの見方から、NY金先物市場で、1トロイオンス=1,042ドルと過去最高値を更新した。

高い失業率が続いている。台風一過の秋空を期待したいが、現実は甘くなさそうだ。(了)

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