ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

ユーロ1.50ドル突破、NY原油一時82ドル(学校で教えてくれない経済学)

2009-10-22 12:03:38 | 経済学
水鳥の動きを観察していると特に株式市場などの動きとの共通点が多い。彼らは危険を察知すれば群れごと一斉に餌場を離れる。安心だと判れば必ず元に戻ってくる。日本人の思考パターンを見ていると一端、餌場を離れると元に戻れないと思い込んでいる人が多い。

NYダウは、米大手銀行ウエルズファーゴが予想以上の好決算を出したことを歓迎して一時10,100ドルを超えて取引された。ところが、ある格付け会社が、手数料収入の増加が利益を押し上げただけで、本業の不振は続いているとレポートしたあと、他の銀行株も下げに転じ、取引終了30分前から急落、前日比92ドル安の9,949ドルでこの日の取引を終了したとNHK・BS「おはよう世界」に出たコメンテーターが解説していた。

この日米国の12地区連銀レポートであるベージュブックが発表された。今朝のWSJ紙によれば、米国景気は回復しつつあるが回復のテンポは緩慢である。特に、商業用不動産事業が依然として問題を抱えている。多くの銀行が苦闘していると書いたと紹介していた。

WSJ紙は、現在、世界的にリバランスの動きが生まれていると指摘したあと、それがアメリカの消費者に貯蓄増・消費減、アメリカの外では、貯蓄減・消費増を促している。その結果、外国為替市場で、ドルを売りその他国通貨を買う動きを助けていると書いていた。

NY外国為替市場で、ドルが対ユーロで引き続き売られ、08年8月来のドル安値の1ユーロ=1.5ドルを突破した。ドルの対6主要通貨バスケット指数は、年初の90から75.085水準まで低下した結果、原油、小麦、トウモロコシなど商品相場が軒並み上昇した。

NY原油(WTI)先物相場は、バレル前日比2.25ドル高、81.37ドルで取引された。ドル安の動きに加えた、米国で原油とガソリン在庫が共に減少したことを材料に値上がりした。米低金利長期化を見越してのドル売り、資源国通貨やリスク資産買いの動きである。

ココアの国際相場が、ドル安を材料に売られ、トン51ドル値上がり、3,384ドルで取引された。年初から30.4%の値上がりである。ココア生産は象牙海岸を含むアフリカ西部で世界の40%を占め、当地の生産が昨年122万トンから10万トン減るとの観測が相場上昇を助けているとWSJ紙は紹介していた。

ココアはチョコレートの原料である。ココア相場上昇の背景として、チョコレートの消費はアメリカ、欧州では減少しているが、インド、中国での中間所得層がチョコレート消費を増やしていることが相場を下支えしているとの専門家の見解をWSJ紙は紹介していた。

日本では相場の話を嫌う人が多い。相場から学ぶことも多いと水鳥なら言うだろう。(了)

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膀胱炎・笑っちゃった治療法

2009-10-22 08:32:14 | 診断即治療と虹彩学
昨日の晩8時、NHKの「ためしてガッテン」という番組があった。副題は「頻尿をスッキリ解消!ぼうこう炎最新対策術」誤解が招く激痛重症化・食事で治す▽簡単習慣」となっていた。

男性1人に対し女性500人の割合で膀胱炎が起る。
男女の違いは、体の構造の違いが原因だと説明していましたが、それだけではないようです。

膀胱炎でも、間質性膀胱炎というたちの悪い膀胱炎がテーマに上げられたのですが、泌尿器科の医師が登場して解説するのを見て笑ってしまった。
膀胱炎は大腸菌が原因になる場合が多いのだが、その番組では「菌が見つからない膀胱炎」を取材して原因を追究するということだ。

治療法として紹介されたのが、「膀胱拡張術」という方法で、膀胱に水を注入して膀胱を拡大させるというものだったが、それよりも重要なのは、なんと我々が膀胱炎の患者さんに指導している食事療法で、清涼飲料水を始めとした砂糖の入った飲食物、果物類、お酢、キノコ類等々、即ち 陰性食品 を控えることだった。
そして、それら陰性食品が膀胱炎の原因になっていることは否めないのだが、番組では、そうは言わなかった。

何故かしら、ネー。(笑)

我々にすれば、そんな食事療法は、ず~~~~っと何十年も前からやっていることだから、テレビで放映するほどの新しいことではないし、この食事療法も併用するなら、鍼灸治療のほうがもっと早く治せる。

とは言え、その番組でマクロビィォティックがさらにティアップされたのは嬉しい。
これで健康保険を使う人が少しは減り、ほんとうに保険を必要としている人に治療費が使われることになるだろう。

そう言えば、いつも膀胱炎になっていた人が、「 自作炭酸温泉同好会 の炭酸泉を使い出してから膀胱炎にならなくなった」と話していた。
これも原理は簡単で、陰性食品で緩んだ膀胱を、炭酸泉が引き締めてくれるのだ。
即ち、炭酸泉が陰性食品の害を緩和してくれるのです。

勿論、間質性膀胱炎というたちの悪い膀胱炎にも、その日のうちに効果があることを確認できるはず。
自作炭酸温泉同好会では、「初回無料お試し」をやっているところが何件もありますので、ぜひ、ぜひ、是非お試しください。

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ブラジルに根づく”NIPPON”(スケッチ&コメント)

2009-10-22 08:21:04 | スケッチ


ブラジルに根づく”NIPPON”

江嵜企画代表・Ken



 「ブラジルに根づく“NIPPON”」と題して、特別写真展が、「海外移民と文化の交流センター」(神戸市中央区山本通3丁目19-8)で10月20日から12月20日まで開かれている。会場はJR元町駅下車、鯉川筋を北へ直進、神戸おなじみの坂道を徒歩15~6分のところにある。「ブラジル移民発祥の地」の記念碑を前にスケッチした。

 建物正面左に「祝 2016年オリンピック、リオデジャネイロ市決定」の大きな垂れ幕が目に飛び込んで来た。リオ・デ・ジャネイロ(Rio De Janeiro)とはポルトガル語で「1月の川」の意味で、1502年にポルトガル人がこの地に到達した際名付けられたという。

 オリンピック開催は7年先の話である。しかし、南米大陸初のオリンピック開催は、BRICsの一角を占めて経済発展のシンボルとされるブラジルが、経済面だけでなく、文化全般にわたって、今後ますます幅広く世界の目を引きつけることになるであろう。

 神戸とブラジルとの縁は、1908年、第1回の移民船笠戸丸が、移住者を乗せて、神戸港からブラジルに向けて出発したことにはじまる。今回の写真展は、はじめての移民を送り出してから100年、ブラジルに根を下ろし、育った日本文化の一端を100枚近い写真を通して紹介している。

 サンパウロ州市内を通る街道に、4車線をまたぐ大鳥居が建っている写真に最初にくぎ付けになった。ブラジルに広がる日本の祭りの様子や幕の内弁当を並べて売る店のカウンターの写真も興味深かかった。

 ブラジルというとカーニバルの踊りをすぐにイメージする。当然、観光目的にとした「売り」も大事である。しかし、それ以前に、日本人移民が、数々の苦難を乗り越えて、ブラジル社会に溶け込み、今日、息づいている日本文化にスポットを当てた今回の写真展の意義は大きいだろう。

 会場のある建物は、大正15年に建てられた。81年の歴史を持つ由緒ある建物である。63年前の神戸大空襲のときも米軍の空爆を逃れた。15年前の阪神淡路大震災にも生き残った。建物に心引かれた。1階の写真展もそこそこに、2階、3階、4階、最後は屋上へ抜ける5階まで足を伸ばした。

 床も天井の梁も素人目に見ても、実に頑丈に出来ている。神戸からブラジルまでの50日間の船旅に慣れるために移民船の船内をイメージして建物が造られたというエピソードが残っていると聞いた。

 第2次世界大戦中は戦場へ兵士を送る宿舎になった。当時の様子を語る一期生が展示室ビデオに写っていた。1971年に移民船が廃止された。1972年に看護婦さんを養成する神戸市看護学院だった経歴の持ち主でもある。

 登りはきつかった坂道も帰りは嘘のように楽だった。10分そこそこで坂を下り、JR元町駅から家路に付いた。今回の写真展を機会に、日本とブラジルとの深い絆を知ってもらうためにも、一人でも多くのひとが「海外移住と文化の交流センター」を訪れて欲しいと思う次第である。(了)


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