Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3 C0071 1905E
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル6F(〒550-0002)
JR住吉駅と六甲道駅のほぼ中間、国道2号線に面した
ところに神戸御影公会堂がある。
2月2日、震災10周年を記念して、近くの市場と
協賛でバザー、映画会が開かれていた。
公会堂の地下1階に食堂があり、@1,000円前後で
スープ、飲み物付きでランチが食べられる。
御影公会堂は昭和8(1933)年に清酒「白鶴」の
創始者の嘉納家の援助により建てられてという。
公会堂も先の阪神淡路大震災で壊滅的打撃を受けた。
嘉納家は白鶴美術館も建てた。
嘉納家のような篤志家は、戦前は美術館、学校など
公共の建物に寄付した。
阪神間では例えば灘中、灘高は清酒『桜正宗』、
甲陽学院は酒造『白鷹』の創業者が設立した。
作家の堺屋太一さんの話では、今の日本の税制は
金持ちが寄付しづらいように出来ているからだそうだ。
堺屋さんは、余計なことだが、と前置きして、
税務署員が金持ちにあまり好意を持っておらず、
寄付の出所を事細かく追跡するからだと
話しておられたことを聞いたことがある。
日本でも資産家にどんどん寄付させるように
すれば芦屋市のように美術館を閉鎖に追い
込んだリ、シンフォニーフォールの運営が危うくなる
事態は多少とも避けられるかもしれないと
思うが世の中そんな甘くないのだろうか。
お金のことを心配しながら、バイオリンを
ひいたり、絵を描いていてもろくな作品が
出来ないだろうと素人でも思う。
御影公会堂の食堂には沢山の絵が飾られている。
しかし、いかにも古臭い。神戸在住の絵描きさんの最近の
作品もあると聞いたが、ご多分にもれず予算がなく
いい絵が買えないのだと食堂のマスターが
ぼやいていた。(了)
ISBN978-4-904021-03-3 C0071 1905E
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル6F(〒550-0002)
JR住吉駅と六甲道駅のほぼ中間、国道2号線に面した
ところに神戸御影公会堂がある。
2月2日、震災10周年を記念して、近くの市場と
協賛でバザー、映画会が開かれていた。
公会堂の地下1階に食堂があり、@1,000円前後で
スープ、飲み物付きでランチが食べられる。
御影公会堂は昭和8(1933)年に清酒「白鶴」の
創始者の嘉納家の援助により建てられてという。
公会堂も先の阪神淡路大震災で壊滅的打撃を受けた。
嘉納家は白鶴美術館も建てた。
嘉納家のような篤志家は、戦前は美術館、学校など
公共の建物に寄付した。
阪神間では例えば灘中、灘高は清酒『桜正宗』、
甲陽学院は酒造『白鷹』の創業者が設立した。
作家の堺屋太一さんの話では、今の日本の税制は
金持ちが寄付しづらいように出来ているからだそうだ。
堺屋さんは、余計なことだが、と前置きして、
税務署員が金持ちにあまり好意を持っておらず、
寄付の出所を事細かく追跡するからだと
話しておられたことを聞いたことがある。
日本でも資産家にどんどん寄付させるように
すれば芦屋市のように美術館を閉鎖に追い
込んだリ、シンフォニーフォールの運営が危うくなる
事態は多少とも避けられるかもしれないと
思うが世の中そんな甘くないのだろうか。
お金のことを心配しながら、バイオリンを
ひいたり、絵を描いていてもろくな作品が
出来ないだろうと素人でも思う。
御影公会堂の食堂には沢山の絵が飾られている。
しかし、いかにも古臭い。神戸在住の絵描きさんの最近の
作品もあると聞いたが、ご多分にもれず予算がなく
いい絵が買えないのだと食堂のマスターが
ぼやいていた。(了)