しんちゃんの徒然なる映画日記

劇場で観た映画の感想を中心に綴っていきます。これからの参考になれば・・・

ダ・ヴィンチ・コード

2006年05月21日 04時35分11秒 | 作品名(た行)
第46回「失笑?喝采?それとも・・・」

またまた、2週間ぶりのご無沙汰になってしまいました。(苦笑)
今夜は映画ファンなら、たぶんほとんどの人が観たであろう、「ダ・ヴィンチ・コード」を観て来ました。それはもう、全世界で5000万部を売り上げたベストセラーの映画化とあれば、期待してしまいますよねぇ。ところが、公開直前のカンヌ映画祭のマスコミ向け上映では「失笑」だったようだし、さらに公式上映では一転して「拍手喝采」との様子が伝わって来ていました。「どっちなんだよ!」って感じですよねぇ。だからこそ、自分の目で確かめに行ってきました。

小説を映画にすると、良くある事なのですが、2時間前後の限られた上映時間に物語を集約して描かなくてはならないので、つまらなくなってしまうのです。この「ダ・ヴィンチ・コード」も上下巻にわたる壮大なお話なので、2時間30分という枠の中にどう納まっているのか期待半分、不安半分って感じでした。(と言いながら、原作は読んでないんですけどね。)

結果は、期待を裏切らない素晴らしい作品に仕上がっていました。とてつもなく奇抜な展開があるわけではないし、想像していた通りの展開だったのですが、なぜだか文句が出ないんですよ。いつもなら、「想像を裏切らなかった」といってクレームを付けたくなるのですが、この作品は文句が無かったのです。
時間軸をずらして、過去の映像を見せる時には、現代のシーンとうまく組み合わせていたり、お話の展開もスッキリしているし、張られた伏線に関してもキッチリ処理していたと思います。点数は久々の★★★★★です。

この作品は、キリストに関しての斬新な仮説を基に描かれているので、世界中で賛否両論あるみたいですね。でも、あくまでフィクションとして、「こんな仮説もあるかもねぇ。」と純粋に映画を楽しんだらいいと思うのですが・・・敬虔な信者の人には「ひどい映画」になるのかもしれませんね。

それと、予備知識として映画を観る前に仕入れておくと、より一層楽しめる情報を・・・もちろん、レオナルド・ダ・ヴィンチはそうなのですが、「アイザック・ニュートン」「十字軍の遠征」「キリストの聖杯」はインターネットで調べておくと、映画が数段楽しめると思います。その真相は劇場で…(笑)

唯一、残念なのは「モナ・リザ」のこの映画への関わり方でしょうかね。こちらの真相も劇場で。

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ジャン・レノ,トム・ハンクス,オドレイ・トトゥ,イアン・マッケラン
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