しんちゃんの徒然なる映画日記

劇場で観た映画の感想を中心に綴っていきます。これからの参考になれば・・・

ターミネーター:新起動/ジェニシス

2015年07月12日 22時12分23秒 | 作品名(た行)
第382回「努力は認めるが、無理やり感は否めない。」
ターミネーターシリーズは確かに映画史に残るSF超大作ではある。1作目よりも2作目のほうが作品として断然に面白いという稀有な例が起きた作品でもある。だからこそ続編が作られるのはわかる。しかし個人的な意見ですが、4作目で全てを描き切ったと思っていました。だからこそシュワルツェネッガーが俳優として復帰し、5作目を作ると聞いた時には期待よりも、どういうお話を作るのかのほうが心配だった。今回の作品は「ターミネーター:新起動/ジェニシス」です。

西暦2029年のロサンゼルス、人工知能「スカイネット」によって始まった人類滅亡の危機。その戦いは抵抗軍を率いるジョン・コナーの活躍によって終止符が打たれようとしていた。敗北が決定的になったその時、スカイネットはタイムマシンを起動し、指導者ジョン・コナーの母親であるサラ・コナーの抹殺を目論み、ターミネーターを1984年に送り込んだ。母親を殺害し敗北の歴史を変えようとしたスカイネット。その目的を阻止する為に抵抗軍はジョンと行動を共にしてきたカイル・リースを送り込むことにした。ところが送り込まれたターミネーターの前には年老いた同型のターミネーターが現れ、それを破壊。そしてカイルの前には強い戦士となったサラ・コナーが現れた。サラはカイルにこう言った。「あなたの良く知る1984年では無くなったのよ。」と・・・

正直、観ながら「今までの作品のいいところを取った、ごった煮みたいな作品だな。」と思ってしまいました。アイデアは決して悪くはありませんでした。というかああするしかなかったというのが正しいのかな?すでに前の作品群で過去の事も未来も含めて、ほとんどを描き切ってしまっているからね。登場するキャラクターも総出演って感じでしたし、設定などもとにかく詰め込んでしまおうという感じのする作品でした。それはそれで面白いのですが、まあとにかくゴチャゴチャした印象を受けました。

登場する役者さん達はなんの問題もありません。キャストがシュワルツェネッガー以外全員変更になっているのは仕方のないことでしょう。1、2でサラ・コナーを演じたリンダ・ハミルトンはすでに60手前、初代カイル・リースであるマイケル・ビーンも同様です。同じキャストでやれというのは無理があり過ぎます。(個人的にはそれを望みたいのですが。)ただ今作でサラ・コナーを演じたエミリア・クラークはちょっとイメージが違いすぎて違和感がありました。見た目が幼いせいなのか、勇敢な戦士として育ったサラ・コナーにはどうしても見えませんでした。さらにはつい先だってアカデミー賞で助演男優賞を受賞したJ・K・シモンズがせっかくいいキャラクターで登場したのに、あっさりといなくなってしまったのは残念でした。

点数としては★★★★☆です。あまり褒めていない割にいい点数なのは、私がシリーズのファンだからということです。噂ではどうも3部作の予定らしいのですが、であればもっとシンプルな脚本にして、全部を今作で解決するのではなく、次回作への期待を持たせたほうが良かったのでは?と思ってしまうくらいに色んなことが盛り込まれています。それでも最後まで飽きさせることなく観られたのは監督の手腕によるところが大きいのでしょうか?

この作品ではまだまだ多くの部分が謎のまま終わりを迎えてしまいます。ここまで来るといまだに出演を続けているシュワルツェネッガーの凄さには驚かされます。いったいいくつになるまでアクションを続けるのでしょう?

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アーノルド・シュワルツェネッガー,エミリア・クラーク,ジェイソン・クラーク,ジェイ・コートニー,イ・ビョンホン
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