ミドリ色の屋根は永遠に~René Simardに首ったけ~

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10 Déjà dix ans もう10年 en duo avec MARINA ORSINI

2023年03月25日 | ルネの仏語の歌

侍ジャパン ドラマすぎる14年ぶりの世界一おめでとう!!

 ルネとは全く関係ない話題ですが、去る3月22日(水)、WBCで日本が決勝でアメリカを3対2で破り、14年ぶりに世界一を奪還いたしました! 暗いニュースが続いていた日本が、今年一番が熱狂したニュースでしたね!! 

 今日シマ姉家は、私と息子の車の半年点検にあわせて、冬用のスタッドレスタイヤから夏タイヤの履き替えを、主人の車も一緒に行います。日本列島は桜戦線が北上中ですが、今週は木曜日がずっと雨。お花見は、義父と主人が花粉症の上、今年の花粉の飛散量が昨年の2倍とのことで、近くの桜並木ドライヴで終わりかもしれません★

 そして、ルネの娘ロザリーの妊娠の発表が有った数日後、ルネの妻マリー=ジョゼ、その母クローデットと娘ロザリーが出演したTV番組「La Tour」で、ルネの息子オリヴィエの配偶者であるアレックス・シグアンAlexe Sigouinさんが妊娠していることを発表しました! すでに可愛いクロエちゃんの親であるカップルは、今後数か月でこの2番目の小さな赤ちゃんを迎えることになります。ルネは今年、3人の孫のおじいちゃんになるのです 今年も幸せ一杯のタユフェとシマール一家ですね!!

Le fils de René Simard et Marie-Josée Taillefer sera papa pour la 2e fois | 7 Jours参照

 

 

 今回は、ルネの53枚目のアルバム『Condor コンドル』の収録曲10曲目で、MARINA ORSINI マリーナ・オルシーニとのデュオDéjà dix ans もう10年」を紹介いたします。

 

 

 この曲は亡き母ガブリエル・ラベに対するの思いを綴った歌です。

 ルネは母についてデビュー50周年記念誌の中で、「私の母は私を驚かせる人でした。時が経つにつれて、彼女の優しさは増すばかりでした。彼女は、レジリエンス(回復力)という言葉の意味を教えてくれました。母は私の人生の重要な人であり、これからもそうです。」と語っていました。  
 また、「は、彼女がどんな時も常にポジティブである、私の天使ガブリエルと呼んでいる私の母に似ています。彼女は常に物事の美しい側面を理解し、体験しようとしていました。」とも語っていました。そして、「私を救ってくれたのは家族の核です。 若い頃にこの職業を始めれば、脱線する可能性がありました。 もっと大変な時期もありましたが、この強い核が道を示してくれました。 神の摂理に感謝します。 私は幸運な男です。」と語った「家族の核」の中心にいて、ルネの心の支えになっていたのは、他ならない「ママン・シマール」こと、亡き母ガブリエルなのだと思います。

 ルネは母亡き今も、彼女から受け継いだ「永遠のポジティブ」で人生の荒波を乗り越え、人生を楽しみ、これからの人生に希望をもってチャレンジし続けているのです。ルネが今でも愛してやまない母への思いを、ルネはマリーナ・オルシーニと共に優しく、そして切なく歌い上げています。ルネの思いが天国の母ガブリエルに届きますように

 

 マリーナ オルシーニMarina Orsini は、1967 年 1 月 4 日、モントリオールのヴィル=エマールで生まれ。ケベック出身の女優であり、ラジオ 及びテレビの司会者です。 彼女は父親がイタリア出身、母親がイギリス系スコットランド人のケベック人であり、非常に有名なオルシーニ家の子孫です。

 15歳の時ケベックで開催された第 1 回モデル・コンペティションで第2位を獲得し、大手チェーン店のモデルとして短いキャリアを積んだ後、ジャン=クロード・ロード監督のテレビシリーズ「Lance et compte」に出演しました。 19歳のとき、彼女はケベックのテレビに革命をもたらしたこのシリーズに出演し、それが彼女の 休むことのないキャリアの始まりでした。

 この歌は、マリーナがネルソン・マンヴィユと作詞を共作し、自らもルネと一緒に歌っています。彼女によって、ルネと亡き母ガブリエルの深い絆や、ルネの亡き母を想う気持ちが的確に表現され、愛情のこもった、温かくも、ちょっぴり切ない歌詞になっています。マリーナの才能と共に、ルネを理解する彼女の友情、心と才能の豊かさを感じました。

 Marina Orsini | Facebook Marina Orsini(@marina.orsini.officiel)

 

 

デシャ ディ ザン       マリーナ・オルスィニ

Déjà dix ans en duo avec MARINA ORSINI

(MARINA ORSINI ー NELSON MINVILLE/CHRISTIAN MARC GENDRON)

 

ママン プティットゥ ママン

Maman, petite maman

アンタン テュ マ プリエール

Entends-tu ma prière

ママン デジャ ディ ザン

Maman, déjà dix ans

プールタン セテ ティエール

Pourtant c’ était hier

 

コ ミル スフル ル ヴァン

Comme il souffle le vent

スュル ノ ザニヴェルセール

Sur nos anniversaires

ママン プティットゥ ママン

Maman petite maman

ル タン クール

Le temps coule

コム ロー デ リヴィエール

Comme l’eau des rivières

 

ダン テ ニュアージュ ブラン

Dans tes nuages blancs

アンタン モン クール キ プルール

Entends mon coeur qui pleure

ママン デジャ ディ ザン

Maman, déjà dix ans

ル シエ レ タン ヴォルール

Le ciel est un voleur

キ ダン セ ブラ ジェアン

Qui dans ses bras géants

アンポルトゥ ル ボヌール

Emporte le bonheur

エ レ フルール デュ プランタン

Et les fleurs du printemps

ママン サン トワ

Maman sans toi

ル モンドゥ ム フェ プール

Le monde me fait peur

 

ママン スィ ジュプーヴェ

Maman si j’pouvais

ジュグランプレ ジュスコ シエル

J’grimperais jusqu’au ciel

エ ジュ タポルトゥレ

Et je t’apporterais

デ タ ドゥ リュヌ ドゥ ミエル

Des tas de lunes de miel

オン パルルレ ロンタン

On parlerait longtemps

ドゥ トワ ドゥ ラ メゾン

De toi, de la maison

エ レ モ ゴウトゥレ ボン

Et les mots goûteraient bon

プティットゥ ママン

Petite maman

デジャ ディ ザン

Déjà dix ans

 

ママン プティトゥ ママン

Maman, petite maman

ルモントゥ レ セゾン

Remontent les saisons

ム ルヴォワラ アンファン

Me revoilà enfant

ラージュ ドゥ デレゾン

L’age de déraison

 

エ テュ ウーヴル ラ ポルトゥ

Et tu ouvres la porte

ドゥ トゥー メ スーヴニール

De tous mes souvenirs

デュ パルファン ク テュ ポルトゥ

Du parfum que tu portes

ア ラ ソワ ドゥ トン リール

À la soie de ton rire…

 

エ デュ サロン ジャンタン

Et du salon j’entends

ラ ヴォワ ドゥ スィナトゥラ

La voix de Sinatra

ル ブリュイ ドゥ テ タロン

Le bruit de tes talons

ス ラプロシュ ドゥ モワ

Se rapproche de moi

 

ママン デジャ ディ ザン

Maman, déjà dix ans

シャク フォワ サ フェ マル

Chaque fois ça fait mal

カン スュル サ トワ リマンス

Quand sur sa toile immense

ル シエル ドゥ ニュイ

Le ciel de nuit

ドゥスィヌ ト ネトワール

Dessine ton étoile

 

(refrain)

 

もう10年

ママン 愛しいママン

僕の祈りが聞こえますか

ママン もうすでに10年になります

でも それは昨日のことの様です

 

僕たちの記念日に

風が吹くように

ママン 愛しいママン

時は流れます

川の水のように

 

あなたの白い雲の中で

泣いている僕の胸の内を聞いてください

ママン もうすでに10年になるのです

空は泥棒です

 

誰が その大きな腕の中に

幸せと

春の花を 持っていくのでしょう

ママン あなたがいないと

世界が 僕を不安にさせるのです

 

ママン もしも出来ることならば

僕は 空に昇ることでしょう

そして あなたを連れて来るのです

たくさんの蜜月に

僕たちは 長い間話すことでしょう

あなたについて 家について

そして 会話を楽しむことでしょう

愛しいママン

もうすでに 10年になるのですね

 

ママン 愛しいママン

季節をさかのぼって

僕はまた無分別な年頃の

子供に戻ります

 

そしてあなたは開けるのです

僕のすべての想い出の扉を

あなたがつけていた香水から

あなたの絹のような笑い声まで...

 

リビングから聞こえます

シナトラの歌声が

僕に近づいて来る

あなたのヒールの音が

 

ママン もうすでに10年になります

心が痛むたびに

その広大なキャンバスにいるとき

夜空は

あなたの星を描くのです

 

(繰り返し)

 

 フランス語の歌詞は、韻をふんでいたり、短文のため、仏和辞典で調べながら、単語のどの訳を使ってどう訳すかでいつも悩みます。この歌の翻訳は、アルバム「Condor コンドル」に収録された11曲の中で、自分としては1番うまく訳せたと思って気に入っています。そして、息子も将来こんな風に私のことを思ってくれたらいいな~・・・なんて考えると感動もひとしおです。

 いつものことですが、私の拙い翻訳ですので参考までにとどめてください。また、仏語にお詳しい方、アドバイスをお待ちしておりますのでよろしくご指導くださいませ。


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