ミドリ色の屋根は永遠に~René Simardに首ったけ~

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Souvenir D'Adolescent

2020年08月23日 | ルネの仏語の歌

 今から46年前の1974年8月22日は、ルネの2回目の来日初日でした。

 ルネが6月30日の第3回東京音楽祭世界大会でグランプリとフランク・シナトラ賞を受賞し、一夜にして日本のルネ・ブームを巻き起こした後の待望の来日! 大阪と東京で開催したファースト・コンサートや、メープル・メイツのファンの集い、数々のTV番組出演や雑誌の取材、亡き西城秀樹氏との対談と『傷だらけのローラ』の仏語版レコーディングの件、旺文社の学習雑誌『中一時代』の昭和50年度イメージ・キャラクターに山口百恵さんとダブルで決定するなど、盛りだくさんの活動。その合間を縫って京都に行ったり、帰国当日の午後には、プリンス・ホテルのカナダ・フェアのレセプションに出席したり・・・と、初来日以上に忙しかったと推測されました。


 当時の記事を見ると、ルネのコスチュームは長袖のジャンプスーツ! ファースト・コンサートのリハーサルや京都での休日では半袖のTシャツ等を着ていましたが・・・。日本の夏がカナダに比べて気温も湿度も高く、蒸し暑いことを知らなかった訳ではないのでしょうけれど、ステージ衣装など、カナダのトップ・スタートしてのこだわりも有ったのかもしれません。

 地球温暖化が世界的な環境問題になっている現在より、最高気温はずっと低かったと言っても、30℃にはなっていたあの頃。亡きルネの父ジャン=ロック・シマール氏が暑さ負けでダウンしてしまったのは言うまでもありません。ずっとホテルの部屋で過ごしていたようです。また、帰国途中に立ち寄ったディズニーランド・カリフォルニアやラスベガスの写真にもジャン=ロック氏は写っていませんでした。



 そして今回紹介いたしますのは、17枚目のアルバム”Souvenir D'Adolescent- Le Rock Des Années '60”のアルバムのタイトル曲で1曲目に収録された”Souvenir D'Adolescent です。


 ザ・ファイヴ・サテンズの「トゥー・ジ・アイル To the aisle (バージンロードに)」の仏語版で、直訳は「十代の想い出」です。原曲はタイトル通り、結婚式らしいメロディーですね。仏語版は、恋人(または妻)との、十代の頃の甘い恋を想い出している歌詞になっています。もちろん、ふたりの恋はハッピーエンドsymbol1
  


♪René Simard - Souvenir d'adolescent - YouTube
René Simard - Souvenirs d'adolescents (To the aisle) (歌詞)
THE FIVE SATINS - ''TO THE AISLE'' (1957)
※「 みるんの Love & English Diary♪ 」参照



スーヴニール ダドレサン
Souvenirs d'adolescents

スーヴニール ダ ナムール ダドレサン
Souvenirs d'un amour d'adolescents
ノスタルジー ドゥ タンドゥル モマン
Nostalgie de tendre moments
ル タン ヌー ザイヨン マン ダン ラ マン 
Le temps nous ayant mains dans la mains
トワ エ モワ レバン デイエー ラ ドゥマン
Toi et moi rêvant d'hier à demain

エ ラムー ラ トゥラヴェルセ タン ドゥ セゾン 
Et l'amour à traverser tant de saisons
オー リィトゥム ドュヌ シャンソン
Au rythme d'une chanson
オン ダンセ シュー ラ ネール ク ロ ネメー ビヤン
On dansait sur un air que l'on aimer bien
トワ エ モワ レバン デイエー ラ ドゥマン
Toi et moi rêvant d'hier à demain

スーヴィヤン トワ ドゥ セットゥ ニュイ ウー テュ マ ディ ウィ
Souviens toi de cette nuit ou tu ma dis oui
モン クール ヌ バテ ク プール トワ
Mon coeur ne battait que pour toi
テュ マ プロミ ドゥ メイメ プール ラ ヴィ
Tu ma promis de m'aimer pour la vie
テュ ヴォワ ビヤン セ モ ニエー ラ ドゥマン 
Tu vois bien c'est mon hier à demain

アロール ク サシェー ヴァン ノートゥル ジュール
Alors que s'achève un autre jour
シュー ラ ネー ロン ダンス ラムール
Sur un air ont danse l'amour
ジュ ヴォワ ノ ザンファン マン ダン ラ マン
Je vois nos enfants mains dans la mains
トワ エ モワ レバン デイエー ラ ドゥマン
Toi et moi rêvant d'hier à demain

ジュ ヴォワ ノ ザンファン マン ダン ラ マン
Je vois nos enfants mains dans la mains
トワ エ モワ レバン デイエー ラ ドゥマン
Toi et moi rêvant d'hier à demain


十代の想い出

十代の恋の想い出
優しい瞬間のノスタルジー
僕たちが手をつないだ時
君と僕は昨日から明日まで夢を見るんだ

そして 多くの季節を経験した愛
歌のリズムで
僕たちは好きな曲に合わせて踊った
君と僕は昨日から明日まで夢を見るんだ

君が「はい」と言ったその夜を思い出して
君のために僕の胸は高鳴っていただけ
君は僕に 一生愛することを約束してくれたね
君は それが僕の昨日から明日だということをよく見ている

別の日が終わるその時
愛のダンスのメロディーで
僕らの子供たちが手をつなぐのを見た
君と僕は昨日から明日まで夢を見るんだ

僕らの子供たちが手をつなぐのを見た
君と僕は昨日から明日まで夢を見るんだ



 


 当時はこの曲を結婚式のBGMに使ったりしたのかしら? このアルバムをリリースした頃、ルネはすでにマリー=ジョゼと出会っていました。今年の8月8日で33年目の結婚記念日を迎え、2人の子どもたちは成人して独立していますが、いつまでも仲の良い夫婦でいて欲しいですね!


<追記>

 ルネの娘ロザリーの新しいプロジェクト”masque sourire(笑顔のマスク)”が着々と進んでいます。
 ロザリーはこのマスクが原因でビジネスから追い出されましたが、ジャン・アイロルディに連絡して、聴覚障害者に適したマスクの新しいコレクションを開発し、首相M・ルゴー氏と会見する機会も得ました。ルネはそのことについて、8月18日にfacebookの公式ページに投稿しています。

La vie est truffée de grandes surprises... Aujourd'hui notre fille Rosalie a eu le privilège de rencontré notre premier ministre M Legault pour le sensibiliser à la réalité des personnes malentendantes ou sourdes concernant la situation face au COVID-19. Il a été très généreux et compréhensif. On veut tout simplement le remercier d'avoir pris le temps de la recevoir.
Nous sommes tellement fiers de notre fille car en ayant été refusée à l'entrée d'un commerce, elle a su tourner le négatif au positif.
Bravo ma belle Rose "
🌹
 人生は大きな驚きに満ちています。今日、私たちの娘ロザリーは、COVID-19の状況について、難聴者や聴覚障碍者の現実に対する意識を高めるために、首相M・ルゴー氏と会う特権を与えられました。彼は非常に寛大で理解していました。私たちは、それを受け取るために時間を取ってくれた彼に感謝したいと思います。
 娘がビジネスへの参入を拒否されたために、マイナスをプラスに変えることができたことを、私たちはとても誇りに思っています。
 ブラボー、私の美しいローズ(ロザリー)
🌹

▼左から ジャン・アイロルディ、ロザリー、M・ルゴー首相


 covid-19感染予防のためのマスク着用は、手話と読唇が重要なコミュニケーション・ツールである聴覚障碍を持つ人たちにとって、大きな問題でした。デザイナーのJean Airoldi Fansとロザリーが一緒に開発し、ウィンドウを備え、聴覚障碍者が唇を読むことができる、笑顔が見えるこの美しいマスクが、ケベックの人たちの間で広まることを願っています。

 そして、ロザリーのこれらの活動について、女優で活動家だというリュシー・ローリエが、首相とデザイナーと3人で写っている上の左の写真と共に、批判をツイッターで公開したため、そのことに対する非難のコメントが、一般の人たちからたくさん書き込まれました。 あなたの活動に賛同したたくさんの方たちが、あなたを応援していますよ! こんなことに負けずに頑張って、ロザリーッ!!!


    ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪

    cloverシマ姉のグリーン・ライフclover


 残暑が厳しい中、シマ姉家のグリーンカーテンは例年になく葉が生い茂り、出窓の西日を程よく遮ってくれています♪ 朝夕の水やりの際、庭に打ち水をしてみたら、涼しくてすっかりはまってしまいました。朝など小さな虹が出来て気分もさわやか♡ また今日も1日頑張ろうという気持ちになります。

 南側にあるお宮の竹藪が伐採されたため、日当たりは改善されたのですが、もともと西日はきつかったので、グリーンカーテンが作る葉陰はとても快適です。また、今年は台所の西側の窓がブラインドだけでは暑く、しかも窓の構造上簾が掛けられないため、主人が葦簀を設置しました。濡れ縁にもきゅうりネットでグリーンカーテンを作ってみたところ、涼しげでいい感じ♪ 今年は花色を分けて種を採取し、来年はその種でグリーンカーテンを仕立てようと考えています。

 過去ログで報告したカメムシは、撃退してから姿を見ません。その代わりにグリーンカーテンには、蝶や蜂が花の蜜を吸いに集まり、小鳥が心地良い葉陰に羽根を休めに来ます。厳しい熱帯夜はエアコンを使わずにいられませんが、暑さが和らいで来たら、グリーンカーテン越しの涼しい夜風に初秋を感じたいと思います。

<これが『白花夕顔』!>


 前回のグリーンライフで『白花夕顔』が咲いたと書きましたが、こぼれ種のアサガオであったことが判明! 夕顔は、種からの生育は一番早かったのに、開花は一番最後。アサガオよりひと回り大きく、甘い香りを放ちます。また、『夕方から早朝まで咲く』といっても、暑さのせいか、暗くなってから開花し、朝明るくなった頃にはしぼみかけていて、待ちに待った出窓の最初の一輪はいい写真が撮れませんでした(泣)。・・・という訳で、今回アップした画像は、2番目に咲いた濡れ縁の『白花夕顔』の蕾と花です。ちなみに実(干瓢になる)は生りません。

<我が家のグリーンカーテン大作戦>
 ついに応募しましたよ~っ! co-opの「我が家のグリーンカーテン大作戦」!!! ちなみにペンネームは『ルネにしました(爆)。
 応募期間は2020年8月10日(月)~9月6日(日)。WEBフォームでも参加用紙でも応募でき、参加賞として「コープのエコ商品」が全員にプレゼントされます♪ 参加賞とは言っても、2年前応募した時、これがまたなかなか品数豊富でビックリ! 参加し甲斐があります♪ 私はWEBフォームで参加しました。写真と取り組みについての説明は次のとおりです。 


 出窓の西日対策のためにグリーンカーテンを設置して、既に10年になります。何を植えようか考えることは、私の毎年の楽しみになっています。

 今年は長梅雨にもかかわらず、グリーンカーテンに仕立てた植物が例年になく元気に育ちました。生協で購入した『朝から夜まで緑のカーテン』のセットの『曜白朝顔』、『垣根朝顔』、『白花夕顔』が次々と花を咲かせています。昨年の琉球オモチャウリが芽を出し、これから可愛らしい実が生るのが楽しみです。さらに今年は、前出の植物を移植し、きゅうりネットで濡れ縁にもグリーンカーテンを設置してみました。

 グリーンカーテンの涼しい葉陰は、窓の目隠し効果もあり、夜は安心して網戸にしておくことができます。熱帯夜でも、涼しくなった外気を入れることで、エアコンの使用を減らすことができるため、環境にも優しいと思います。また、花や葉陰を求めてやって来る昆虫や小鳥を見るのも楽しみの一つ。穏やかな気持ちで過ごすことができます。天候や手入れにより、植物の生育に違いが出てしまうことが悩みどころですが、今年の経験を生かして、来年もグリーンカーテン作りに取り組みたいと思います。


    
 2つのグリーンカーテンは元気に花を咲かせているし、co-opの「我が家のグリーンカーテン大作戦への応募が完了して、今年のグリーンカーテンの目標が達成できて満足♪ しかし、まだまだ厳しい残暑が続くので、毎日の水やりや追肥を怠らず、グリーンカーテンを楽しみたいと思いますsymbol1  

コメント
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