「The Melody Maker
~村井邦彦の世界~」が届きました!
Sony Music Shopでの予約特典、発売日の前日お届けは守られ、さらに先着特典として村井邦彦氏の直筆サイン色紙(CDサイズ)が付いてきました♪まだ聴いておりませんが、記念すべき我らがルネ・シマールの曲が日本で初めてCD化され、収録されたこのCD集について、明日の発売日を前に紹介したいと思います。
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このCD集については、過去ログと最新情報のコーナーで以前から紹介してきました。収録曲とボックスの画像はこちらでご覧ください。
http://www.sonymusicshop.jp/detail.asp?goods=MHCL000001087
ボックスの中身は、5枚のCDが1と2、3と4、5に分かれており、村井氏のメッセージやプロフィール、歌詞、曲、それを歌うアーティスト紹介と村井氏の想い出、主要作品リストで構成された解説書(80ページなので、CDケース位分厚い!)も付いています。
また、それぞれのCDジャケットは、ピアノを弾く村井氏の画像を使っています。
DISK1 翼をください~Hit Songs~
DISK2 美しい星~Ryoko,Junko&Emiko~
DISK3 髪がゆれている~Selection1~
DISK4 旅立つ朝~Selection2~
DISK5 Haruka~Kuni Murai & His Orchestra~
DISK1
21.ミドリ色の屋根/ルネ(1974.06.21)
22.小さな生命/ルネ(1974.09.10)
ルネ・シマールは、1961年2月28日カナダのケベック州生まれ。71年、10歳の時に「L'oiseau」でデビュー。74年、13歳の時に第3回東京音楽祭世界大会にて「ミドリ色の屋根」でグランプリを獲得。フランク・シナトラ賞も受賞し、同曲で日本デビューを果たした。日本で発売したレコードは、シングル9枚とアルバム4枚(企画盤を含む)。変声期の後は活動の拠点をカナダに戻し、現在もシンガーとして精力的な活動を続けている。
村井 これらは作家としてのキャリアでいえば、ほとんど最後の作品ですね。この時期になると、もう会社経営の仕事が忙しくて、曲を書いている余裕がなかったんです。そんなさなかに元フランス大使でNHKの会長もやった古垣鉄郎さんが日本ユニセフ協会の会長になり、「村井君も評議員になりなさい」と言われてユニセフの仕事を手伝うことになったので、古垣さんと一緒に相談して”地球の資源は無限ではない、地球を大切にしよう、美しい地球を子供たちに残そう”という、今でいうECOのキャンペーンのために曲を作って世界中の歌手に歌ってもらうという企画を立てたんですよ。そして山上さんと「美しい星」を作り、良子ちゃんや赤い鳥やフランスのポピーズとカナダのケベックに住むルネ・シマールっていう少年が歌ってくれたんです。
ある日、ルネが歌った「美しい星」のレコードや写真やらがカナダから送られてきたんですが、僕は整理が苦手だからずっと机の上に置きっぱなしにしていたんです。ところが、それを川添が見つけて「この子は売れる!」って言うわけですよ(笑)。僕は忙しいから「象ちゃんモントリオールへ行ってよ」って頼んだら、翌週彼はさっそくモントリオールに出向いて契約の話をつけて帰ってきた。「色々忙しくしてるけど、たまには曲を書いたらどうだ」ってことを言われて、さらに「東京音楽祭にこの子を出そう!」と。でも、あまりに忙しくて、「僕がプロデュースする時間もないし」とためらったら、象ちゃんが、ロビー和田を連れてきたんですよ。そして僕は作曲家として雇われて、ロビーのディレクションで曲を書いたというわけ。そうやって作った曲でルネが東京音楽祭に出たところ、驚いたことに、この曲とスリー・ディグリーズが最後まで残ったんです。そして、どちらが優勝かってところで、最後の1票を審査員で来日していたフランク・シナトラが入れたんだよ、この少年に(笑)!この時のルネのマネージャーのルネ・アンジェリルはセリーヌ・ディオンを売り出して彼女の夫にもなった人です。大賀さんが優勝祝いにマキシムでごちそうしてくれた時の写真が手元とに残っているけどみんな若いね。
DISK4
17.LAISSEZ-NOUS AU MOIN LE SOLEIL(美しい星 仏語)/ルネ(1974.10.01)
18.君にあげる子守唄/ルネ(1975.04.01)
19.去年の夏/ルネ(1975.07.01)
「美しい星」のフランス語版となる「LAISSEZ-NOUS AU MOIN LE SOLEIL」(17)は、デビュー・アルバム「ミドリ色の屋根」に収録された楽曲。続く「君にあげる子守唄」(18)は、日本での2枚目のオリジナル・アルバム(ライブ盤は除く)「君のすべてがほしい」(75年4月)に収録されていた楽曲で、その後、5枚目のシングル「去年の夏」(19)のB面としてシングルカットされた。
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当ブログでは、ルネの曲についてのみ紹介していますが、ルネがファースト・コンサートで歌った「廃墟の鳩」、「翼をください」、「エメラルドの伝説」を初め、私がずっと聴きたかった「美しい星」の日本語バージョン、札幌オリンピックのテーマ・ソング「虹と雪のバラード」等、名曲揃いですので、是非是非一家にワン・セット!子供たちに残したい名曲集として置いていただきたいと思います。
~村井邦彦の世界~」が届きました!
Sony Music Shopでの予約特典、発売日の前日お届けは守られ、さらに先着特典として村井邦彦氏の直筆サイン色紙(CDサイズ)が付いてきました♪まだ聴いておりませんが、記念すべき我らがルネ・シマールの曲が日本で初めてCD化され、収録されたこのCD集について、明日の発売日を前に紹介したいと思います。
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このCD集については、過去ログと最新情報のコーナーで以前から紹介してきました。収録曲とボックスの画像はこちらでご覧ください。
http://www.sonymusicshop.jp/detail.asp?goods=MHCL000001087
ボックスの中身は、5枚のCDが1と2、3と4、5に分かれており、村井氏のメッセージやプロフィール、歌詞、曲、それを歌うアーティスト紹介と村井氏の想い出、主要作品リストで構成された解説書(80ページなので、CDケース位分厚い!)も付いています。
また、それぞれのCDジャケットは、ピアノを弾く村井氏の画像を使っています。
DISK1 翼をください~Hit Songs~
DISK2 美しい星~Ryoko,Junko&Emiko~
DISK3 髪がゆれている~Selection1~
DISK4 旅立つ朝~Selection2~
DISK5 Haruka~Kuni Murai & His Orchestra~
DISK1
21.ミドリ色の屋根/ルネ(1974.06.21)
22.小さな生命/ルネ(1974.09.10)
ルネ・シマールは、1961年2月28日カナダのケベック州生まれ。71年、10歳の時に「L'oiseau」でデビュー。74年、13歳の時に第3回東京音楽祭世界大会にて「ミドリ色の屋根」でグランプリを獲得。フランク・シナトラ賞も受賞し、同曲で日本デビューを果たした。日本で発売したレコードは、シングル9枚とアルバム4枚(企画盤を含む)。変声期の後は活動の拠点をカナダに戻し、現在もシンガーとして精力的な活動を続けている。
村井 これらは作家としてのキャリアでいえば、ほとんど最後の作品ですね。この時期になると、もう会社経営の仕事が忙しくて、曲を書いている余裕がなかったんです。そんなさなかに元フランス大使でNHKの会長もやった古垣鉄郎さんが日本ユニセフ協会の会長になり、「村井君も評議員になりなさい」と言われてユニセフの仕事を手伝うことになったので、古垣さんと一緒に相談して”地球の資源は無限ではない、地球を大切にしよう、美しい地球を子供たちに残そう”という、今でいうECOのキャンペーンのために曲を作って世界中の歌手に歌ってもらうという企画を立てたんですよ。そして山上さんと「美しい星」を作り、良子ちゃんや赤い鳥やフランスのポピーズとカナダのケベックに住むルネ・シマールっていう少年が歌ってくれたんです。
ある日、ルネが歌った「美しい星」のレコードや写真やらがカナダから送られてきたんですが、僕は整理が苦手だからずっと机の上に置きっぱなしにしていたんです。ところが、それを川添が見つけて「この子は売れる!」って言うわけですよ(笑)。僕は忙しいから「象ちゃんモントリオールへ行ってよ」って頼んだら、翌週彼はさっそくモントリオールに出向いて契約の話をつけて帰ってきた。「色々忙しくしてるけど、たまには曲を書いたらどうだ」ってことを言われて、さらに「東京音楽祭にこの子を出そう!」と。でも、あまりに忙しくて、「僕がプロデュースする時間もないし」とためらったら、象ちゃんが、ロビー和田を連れてきたんですよ。そして僕は作曲家として雇われて、ロビーのディレクションで曲を書いたというわけ。そうやって作った曲でルネが東京音楽祭に出たところ、驚いたことに、この曲とスリー・ディグリーズが最後まで残ったんです。そして、どちらが優勝かってところで、最後の1票を審査員で来日していたフランク・シナトラが入れたんだよ、この少年に(笑)!この時のルネのマネージャーのルネ・アンジェリルはセリーヌ・ディオンを売り出して彼女の夫にもなった人です。大賀さんが優勝祝いにマキシムでごちそうしてくれた時の写真が手元とに残っているけどみんな若いね。
DISK4
17.LAISSEZ-NOUS AU MOIN LE SOLEIL(美しい星 仏語)/ルネ(1974.10.01)
18.君にあげる子守唄/ルネ(1975.04.01)
19.去年の夏/ルネ(1975.07.01)
「美しい星」のフランス語版となる「LAISSEZ-NOUS AU MOIN LE SOLEIL」(17)は、デビュー・アルバム「ミドリ色の屋根」に収録された楽曲。続く「君にあげる子守唄」(18)は、日本での2枚目のオリジナル・アルバム(ライブ盤は除く)「君のすべてがほしい」(75年4月)に収録されていた楽曲で、その後、5枚目のシングル「去年の夏」(19)のB面としてシングルカットされた。
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当ブログでは、ルネの曲についてのみ紹介していますが、ルネがファースト・コンサートで歌った「廃墟の鳩」、「翼をください」、「エメラルドの伝説」を初め、私がずっと聴きたかった「美しい星」の日本語バージョン、札幌オリンピックのテーマ・ソング「虹と雪のバラード」等、名曲揃いですので、是非是非一家にワン・セット!子供たちに残したい名曲集として置いていただきたいと思います。