柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

親の終活には口が出せない、、、それ違っているかも

2022年03月25日 | 終活セミナー
週刊誌や雑誌に高齢者の終活問題が取り上げられていますね。
そのせいか、「親が元気なうちに、いろいろ聞いておきたい」と思っている子供世代が大勢います。

子供は親の老後を心配しています。
子供として知っておかないと困ると思っています
例えば
「あの家の中の荷物、今のうちに整理しないと大変だ」
「財産はどうなっているのだろうか、もし認知症になったたら介護にも使えなくなるのでは」
「もしもの場合、延命をした方がいいのか知っておきたい」
「介護になったらどこで誰に見てもらいたいのか」
等を知りたいと思っているのですが
面と向かってそれを聞き出すのはかなりの勇気がいります。
もし気分を害したらどうしようか・・・・
親の方から言いだしてくれないかな・・・・と

では親側はどうなのでしょうか
実は
「迷惑をかけたくないから自分からは言いにくい」と悩んでいる人がけっこういます。

親の終活に関した意識調査では
親子間で相手を思いやって遠慮して実は双方が必要と思っている、というアンケート結果が出ています。

面白い結果だなと思いませんか。
死を連想させる事柄は「縁起が悪い」と私達は刷り込まれているみたいですね。

昔は親子関係であればお金も介護も葬儀も相続も
もめることなく自然と処理ができたものですが今は違ってきました。
夫婦でも預金の共有はできません。
少しでも認知症の診断が下れば、必要であっても家を売ることもできません。

いつか話そう、でも今ではないと躊躇していると取り返しがつかなくなります。
老いや体調不良、病気は時を選んでくれません。
先ずは親子で話し合って対処法を考えることをしてみてくださいね。


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