柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

終活セミナーの人気は意外にも「葬儀の話」

2018年01月16日 | エンディングノート
終活セミナーで人気講座の一つに

「お葬式」があります。

「葬儀費用」や「一般葬、家族葬」の演題をつけると人が集まります。

その中で、私は葬儀アンケートの結果を参考にして

一般葬と家族葬の違いを話します

自分の葬儀なら「家族葬」
・・・・何もするな、面倒はかけたくない

家族の葬儀なら「想いを込めたい」
・・・・せめて自分達が送った気持ちになりたい

友人の葬儀なら「行ってみたい」
・・・・家族じゃないから行きたくてもいけない、仕方ない、でも寂しい

この本音を解き明かします。

そしてかかる費用の解説をします
実際には遺族負担はそう変わらない、と

故人の為に集まった人たちの姿や言葉は
遺族にとって「かけがいのない宝」になると


葬儀社の人は信じないかもしれませんが
受講者の考えが、最後には変わってき始めるのです。

葬儀の本質を知った
そういう考えを知らなかった
自分は親をそう送ったが正しかった
そう送ればよかった
こんな話を聞いたことがなかった


お客様は葬儀知識がない
しかし、みんなと同じがいいのだとう、と勘違いをしている
何を選択するかはお客様ですが
多くの情報を提供して、その中から選んでいただくことが大事

多くの情報とは
葬儀の価格メニューじゃないことは確かです。


お客様はもっと葬儀を、死を、別れを知りたいのです。