柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

葬儀専門学校での卒研です

2017年02月15日 | 葬儀専門学校
今年も運台トラベル&ほてる専門学校 葬祭マネージメント学科の生徒が卒業研修発表会をしました。


「駿台発 葬祭業界の行方」として3グループでの発表です。

①「新しい視点の4営業~葬儀単価の下落にストップ~」
  ここではあたしい視点の営業方法が必要と捉えて
  各自が葬儀社へ事前相談に出向き葬儀社の提案しているものから
  今の葬儀業界を見つめていました。

②「無縁供養野提案~新しい無縁の捉え方~」
  無縁の人達の葬儀をシェアして無縁者同士で葬儀を行う
  お墓もシェア墓地を企業が支援できないか、という提案です

③「GAP~業界のあるべき姿をピックアップ~」
  葬儀社、宗教者からアンケートを取りそれぞれの立場からの言い分を
  模擬葬儀社、模擬宗教者、駿台学生間でディスカッション形式で表しました。

それぞれに考えられた内容でなかなか面白かったです。
この学校の良さは、生徒の年齢層がバラバラなところです。
授業以外での学びがあります。
今年は50代の女性がいい意味でのキーパーソンでした。

詳しくは、フューネラルビジネスが取材に来ていたので記事をお読みいただければと思いました。


毎年講師として生徒を教えていますが、
私は一主婦からいきなり葬儀社の責任者になったので
比較的自由に消費者側から見たときの葬儀価値を作ってきました。
(私が退いた後は、また違った葬儀観になっています)

異業種の葬儀社立ち上げで誰も反対する人がいなかったので
独自のサービスを立ち上げることができました。
結果的にはお客様に喜んでいただけ成果を出せたので今この仕事をしていますが・・・


ただ私流を教えても、生徒たちが業界に出てからそのギャップに困惑しないか?
正直心配でもあります。

駿台では多くの講師が教えてくださるので、多分葬儀観もいろいろです。
私はほんの一部であると思っています。


私は駿台での生徒との関りが好きです。
今年もみんないい生徒でした。