柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

施設の見学会をするとしたら

2016年06月09日 | 葬儀の世界
イベントの話ですよ

葬儀社の施設を新規オープンしたりリニューアルオープンするとします。

必ず祭壇は飾りますよね。

 (そろそろ祭壇無しの葬儀を提案してもいいと思うのですが)

その時、祭壇価格大きく出していますか?

聞かれたら言います、なんて駄目ですよ××

お客様はここが一番知りたい!

それなら祭壇価格を大きく提示しましょう。

それだけじゃ、意味ないですね

葬儀にかかる費用を全部教えないと、買う側は心配で、心配で

だから一例を作りましょう
 (親族20人、会葬者60人の場合、葬儀の総費用は¥○○○です!)

でもこれでも不足です、遺族負担額を一緒に書き込みましょう
 (香典収入目安¥○○なのでご遺族負担額¥○○です)

祭壇に費用はつきものです

どうせならプリントして手渡ししましょう!

祭壇前には社員がニコニコ顔で待機。

側に来た方には、こちらから話しかけ説明役になりましょう

聞かれたら答えるなんて、絶対対応不足です。


さて棺や骨壷も飾りますか?

これにも価格は描いておきましょう!

返戻品も興味ありますよ

飾っておくだけでは駄目です××

手に取れるように、味がわかるようにしないと

そしてはっきりと価格を出す

ここも人の対応が大事です。

できればアンケート貰ってもいいですよね

「一番もらいたいものは?」
「貰っても困るものは?」

お客様の生の声が集まりますね

「この前の展示会で、この商品が一番人気でした」と葬儀の打合せでいえますよね。

お料理も実物をお見せし、試食をしてもらいましょう

ついでにお惣菜もパックにして販売したら

お客様も便利じゃないですか?

控室にはお茶の道具とアメニティセットをひろげてすぐ見えるところに置く事
自慢のお布団もおいておきましょうか。

「こんなに綺麗な布団なら、いいわね」と自分達が使う想像がつきますよね。

畳の部屋なら高座椅子がおいてあると、おばあちゃんでも安心ですね。

それからただ、施設を見せるだけでは駄目です××

葬儀説明会くらい祭壇の前でマイクもって話してください

ついでに
素敵な無宗教の模擬葬儀をしましょうよ


自社で扱っている商品他にありませんか???

遺品整理や相続紹介していません?

お墓や散骨はどうですか?

商品はきちんとアピールしてください

そして他にしているイベントも紹介しておきましょう

追悼祭、とかミニコンサートとか人形供養とか、


とにかく葬儀社を知ってもらうためのイベントなので

情報は惜しみなく出しましょう


これは7月5日にフューネラルシンポジュームで話す内容の一部です。