柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

「もし、倒れたら誰が見つけてくれるの?」 にお応えします。

2016年04月21日 | 世の中
以前にもお伝えしましたが
私のライフワークは、高齢者のエンディングデザインです。

終活セミナーをしていると、なんとお1人暮らしの多い事か!

配偶者を亡くし、お1人暮らしになった方も多いのです!


お1人住まいの方の心配事は「もし、倒れたら誰が見つけてくれるの?」です。


私の1人住まいの叔母も、突然の心臓発作を起こし亡くなりました。

一番近くに居るのが私です。

市のから貸与された「安心電話」があったにもかかわらず
私の家にダイヤルを回したのが最期でした。

無言の電話に異常を感じすぐに駆けつけましたが間に合いませんでした。

そこで、お1人住まいの方に異常事態が起きたら
勝手に察知し、指定された先に連絡が入る安否確認センサーを広めていく事としました。




安否確認センサー「ミーテル」です

センサーを室内に3箇所取り付け、人の動きを感知します。

在宅中なのに、長時間トイレを使わないと、動けない状態と判断します。

在宅か留守かはセンサーが自動で判断するのです。

高齢者が自ら操作する必要がないので
誤作動は生じにくく、信頼感があります。

そして、異常を5箇所に通報します。



さて、異常事態を何処に通報するかです。

家族がいない、又は
近くに居ない場合は、どうするの?

誰が駆けつけてくれるのか?も気になります。


そうなんです。

そこを解決しないと駄目なんですね。

ここ数ヶ月、その方法を模索していました。


色々な関係者からアドバイスを頂き、どうやら目処が見えてきました。

安否確認ができても、受け皿がないと活用はできません。




家族がいても、近くに居ない人
家族が居ない人
昼間だけ1人の人
2世帯住宅だけど、生活は分けている人

異常をきたすのは昼間とは限りません。

遅くとも数時間以内に異常通報が届きます


安否センサー「ミーテル」は、9万円で購入していただくようになりますが
それ以後の維持費はかかりません。

取り扱って欲しいのは
1人住まいの遺族を間近に見ている葬儀社さん。

地域の住宅に関与している、不動産屋さんです。



一緒に「孤独死対策」を考えませんか?

http://www.townnews.co.jp/0110/2016/03/17/324671.html