柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

家族葬研修がバッチリ!大成功

2013年09月27日 | 葬儀の世界


大分に行ってきました


家族葬についての研修です

家族葬と一般葬と一体何が違うの?

人数だけの違いですか?

会葬者の有無ですか?

故人を良く知る人だけの温かい葬儀ですか?

実のところ、決め事は何もないので、各葬儀社で受け止め方も違います

葬儀社自体が家族葬を明確にしているところも余りありません

だから、家族葬をもっと学びたい、どう説明したらいいか?と
迷っています

家族と親しい人だけの葬儀、といっても
親族まで含めたら50人はいることもあり
親しい人を加えると80人になっちゃう!
でも、家族葬になるのでしょうか?

一般葬で普通に告知しても全部で50人以内
と言う葬儀もあり、こちらはごく親しい人に限定していないので
やはり一般葬でしょうか?

よくわかりませんね

家族葬という名が1人歩きしているみたいですね


どんな呼び方でもいいのですが
もっと大事なのはその故人らしい葬儀
遺族が「いい葬儀が出来た」と思える葬儀をするほうが大事ではないか?と・・・


人数が少なくっても、多くても
いまや、葬儀にくる人は、「行かなくては」と思う人しか来ませんから

義理で時間を割いて、香典を用意する人は、そうはいなくなりましたヨ!


で、昨日の研修は
どんな方法なら「その人らしい葬儀がでいるのか?」
「故人とご遺族と会葬者が、いい葬儀だったと感じてもらえるのか?」
を考えてもらいました

家族中心の温かい葬儀、と皆が思うなら
その温かい葬儀を企画しないと、テーマがぶれますよね

3つの故人と遺族の情報を与えて
グループごとに企画を立ててもらいました

その前に2時間ばかり、葬儀はなぜするのか
遺族は死をどう捉えているのか
葬儀社は何を勘違いしているのかを講義しました

その結果、皆さんとてもいい企画を立ててくれました、

無宗教葬も設定のかなにあったのですが
無宗教などしたことのない皆さんが
とてもいい葬儀のアイディアを出され
明日にでも無宗教葬が出来るくらいのものができあがりました!

毎日している葬儀を、今回の研修と同じように捉えて葬儀をしたら
毎回ご遺族と会葬者に温かい葬儀が提供できますね

企画が出来ないのではなく、ただ気がつかなかっただけです

後は、普段と少し違う葬儀をする勇気(それほど大それたことではないけど)があるか
と、いう問題だけです


とてもいい研修が出来てなんだか嬉しい気持ちです

大分では
とり天とりゅうきゅう丼を食べました




そしてお土産は「きのこカレー」に決まってます

きのこカレーの前で立ち止まった人達に
「騙されたと思ってかってみて、後悔しないわよ」と伝えたら
3人で20個くらい買ってしまい
私の分がなくなり、大慌て

お店の人に聞いたら、奥から出してきてくれました!

私、いい宣伝マンでしたよ