柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

ああ、なるほどね

2010年01月19日 | 私の半径100メートル
友人から昨日のブログにご意見を頂きました。

葬儀を知らない人から見たら
事細かに説明してくれる事はありがたいこと!
そんな事があるのかと、わかるだけでもいいじゃない!
葬儀社のパンフレットに書いてあるのは
式の流れだけ。
それ以外に何が起こっているのか私たちは知らないよ。
何が違和感なのかもわからない。
何も知らないよりは、知っていたほうがいい!

素直に、なるほどねーと思いました。

私たちが思っている以上に
細かい所が不明なのだと解りました。
不透明は価格だけじゃないんですね。

以前、出席した葬儀の中で
親戚のおじさんが
「喪主の席はそこじゃないだろう。普通は違うだろう」
「誰それに挨拶しないのはおかしい。普通はそういうもんだろう」と
自分の知っている知識と違う点を、あれこれつついて
喪主を困らせていました。
喪主は葬儀社の助言で動いています。
自分の得た知識や体験は正しいと思い込んでいる人が沢山います。
そんなことで、いらぬ波風が立つ事も多々あります。

そういった意味でも、もっと葬儀を学べる場所を多く作らなくてはいけないですね。
葬儀に携わる人の役目ですね。
今日も葬儀社を立ち上げてたご夫妻とお目にかかりました。
事あるごとに、葬儀の説明会や勉強会を開いて下さい・・・
葬儀を身近な話しにして下さい・・・と
お話ししたところです。

そして、色んな死を体験している葬儀社だからこそ
どうして葬式をするのか?家族を亡くすことはどういうことなのか?
そんな話しも是非、してもらいたいです。

人任せではなく
私も多くの機会を見て、そんな話しをしていくつもりです。