柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

電車の乗り方を知らない高校生

2009年11月06日 | 世の中
先日、新幹線を利用した時に「何だこれは!」と怒りを感じたことがありました。

大阪から新幹線に乗り込む時です。
修学旅行(今は違う呼び方ですか?)の生徒が大勢降りてきました。
それがダラダラ、ダラダラと。
高校生だと思うのだけど、引率の先生はいるのでしょう?
途中から旅行会社の添乗員みたいな人が車輌の中に入って
生徒を急がせていましたが、それでも随分と時間がかかっていましたよ。
乗客が乗り込むと座る間もなく出発しましたから。

新幹線の中に入って又、ビックリです。
座席があちらもこちらも、向きがバラバラです。
グループ毎にボックス席にしていたままです。

新幹線は降車するときに必ず
シートを元に戻す様に車内アナウスが入ります。
きっと大阪駅に到着する寸前まで、降りる準備をしていなかったのでしょう。
おまけに床にはお弁当やお菓子の袋が散乱しています。

公共の乗り物に乗ったらどうすべきなのか
家庭で教えるべき物だと思いますが
学校主催の集団行動ならば、学校側の指導があって当たり前だと思います。

高卒に限らず新入社員は、何処の会社でも社員教育に
社会人以前の教育から始めないといけない状況だそうです。

新幹線での出来事を思えば、その実情が分かります。
もはや学校の先生は、生徒に何も言えなくなっているのでしょうか?
それとも、先生も何も知らないのでしょうか?

座席に残されていた「しおり」から
北海道の高校生だと知りました。