38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

桜満開、風は冷たく。

2007年04月03日 | 農と暮らしの日記
旧西条藩陣屋跡、大手門前の桜。
朝の納品・出荷で通りかかり、「そういえば花見もしてないし……」ということで、軽トラで立ち寄り。

現在は県立西条高等学校の正門である。
春休み中だが、今日は定時制の2次試験?とやらが行われているらしい。門をくぐって久しぶりに校内に入る。そういえば、ここで入学式の集合写真を撮ったな。先日書いた今治西高校の桜も、きっといまはこんなふうに咲き誇っているのだろう。

正門を自転車で入ってきたのは制服姿の在校生。
歴史ある大手門も、在校中に3度しか巡り会わない満開の桜も、僕が感慨深くファインダーを覗いたいずれの存在も”当たり前”の日常の風景として彼らはやりすごしているように見える。ま、それでいいのだろう。



朝は上記の”朝の花見”の前後に、市街で所用あれこれ。
市役所で国民健康保険の手続きもした。退職後2年間は在職中の健康保険組合の「任意継続」という資格にしていたが、それも切れた。幸い、家族一同、大きなけがや病気もなく、新しい年度を迎える。

戻って野菜セットの荷造り、追加の収穫など。
野菜がますます少なくなり、今日はたとえばこんなセット。人参、キャベツ、レタス、サニーレタス、ねぎ、ほうれん草、小松菜ふうの菜っぱ、人参まびき菜、キャベツのトウ、よもぎ、山椒の新芽、など。



昼ごはんのあと、里芋を植える予定の畑の耕耘。
さらに、昨日に続いての畑の除草、発芽し始めた葱の苗の水やりなど、ちょこちょこと動きまわる。春休み中の渚・真も毎日のように畑に出て、「そこ歩くな!」「踏むな!」とか僕にうるさく叱られながらも元気に遊びまわっている。

明日も気温が低い予報。
晴れの日が続き、畑の準備には都合がいい。いまのうちにできることをどんどん進め、春の長雨に備えたい。

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