38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

雨ひかえめ、畑はかどる。

2016年05月25日 | 農と暮らしの日記
収穫してきた、スイスチャード。
野菜の色というのは本当にきれいだけど、その中でも単品の野菜でこれだけ彩り豊かなのは珍しい。

うちの畑では年によって播いたり播かなかったり。
喜んでくださるお客さんも多いのだけど、ほかの葉ものと時期が重なるから、どちらかというと「質実本位」で「おしゃれ」志向じゃない感じの菜園では優先順位が低めになってしまう。
ほうれん草と同じ仲間なので、おひたし、和え物に。



水曜、未明に雨、のち曇りで時々小雨、夕方は晴れ。
朝ごはんは、大根と豚ばらと揚げの炊いたの、玉子焼き。

午前:机仕事や育苗管理、思ったほど本降りにならないので畑の草刈り2時間ほど。
昼ごはんは、親鶏と新玉葱のスープ雑炊。

午後:草刈りの続き、1時間ほどで終了。
畑がさほど湿っていないようなので、昨日やり残したさつま芋の畝の仕上げ。
茄子用の畑に牡蠣殻を撒いて耕耘。収穫まで終わったら日没。

晩ごはんは、韮入り焼きそば、大根と豚ばらと揚げの炊いたの、レタスサラダに蒸し鶏。



雨の予報だったから畑仕事はほぼ休みと目算していたが。
未明に降ってその後はたまに小雨がしとしとというくらいだったから、むしろ炎天下には避けたい草刈りが大いに進んでラッキー(カッパ蒸れ蒸れで大汗かいたけど)。さらに、夕方は晴れてきて、昨日やり残したさつま芋の畑の準備が思いがけず進んで大ラッキー。
梅雨入り前に、まるまる1日、得した気分。

さて、そのさつま芋の畑は、就農以来初めて黒マルチを張った。
黒マルチそのものは2年目くらいまで里芋やレタスで使っていたのをその後はやめ、ただ、この春は葱の育苗(仮植床)に久しぶりに使ったことは何度か書いたとおり。

その流れという感じで、さつま芋にも。
というのも、とにかく夏の草の管理が手に負えなくなるので。まあ草だらけになってもさつま芋は割合よく採れるのだけど、畑の美観上もよろしくないし、芋掘りの時の草刈りの労力も結局は「コスト」になってしまうので。
石油資源だからは気が重いが、使い捨てではなく収穫後にきれいに回収して何年か使いまわすことにして。

黒マルチをさつま芋の畝に被覆するという、その作業そのものは毎年やっている。
うちの菜園ではなく、地域や小学校の活動でやっている飯盛会の「さつま芋オーナー」の畑では何百メートルも張るし、以前に所属していた青年農業者協議会でも毎年同じようにさつま芋のマルチ栽培をみんなで一緒に作業していたから、慣れているといえば慣れている。
というわけで、ひとりでやるのはちょっと寂しいけど、しょうがない。



消費増税は民進党が「2年延期」の法案を衆議院に提出。
軽減税率をやめて給付付き税額控除に改めることとセットの法案であり、高所得者の所得税率引き上げも求めていくということで理解できるところもあるのだけど、それならば、国の財政再建は別途どう進めていくのかという問いに答える責任があると思う。

それほど景気に影響が出るというなら、この低成長の時代、最初から決めなければよかったのではないか。
「不況で延期」ではなく、むしろ「好況になれば増税実施」くらいのサブの位置付けにしておけばよかったかもしれない。その代わりに、財政再建のメインの施策は別途確実なものを実施するというのであれば、消費増税など、そりゃないほうが僕もうれしい。

国の財政など心配している場合ではないのだが。
さ、仕事しなきゃ。
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