38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

至福、秋の夜の雨。

2009年10月25日 | 農と暮らしの日記
レタス類を今日も少しずつ植え付けた。
写真はリーフレタスの地床苗。今日はこのほか、サラダ菜と玉レタスも含めて約500株を植えた。セルトレイと違って地床の苗は本数がはっきり数えられないので、とりあえずだいたいの目安で苗とりをして、植えてみながら最後は本圃の残りスペースを見ながら苗とりして植える。それがちょっと面倒。

それと、やはり「根鉢」がないことが大きな違い。
根っこがむき出しだから活着するまでに時間がかかり、とくにこの秋のように雨が少なく畑が乾燥していると、毎朝夕の水やりが必要になって、とても手間がかかる。こうなると、セルトレイに1粒ずつ播いたほうが手間は省けたかなとも思う。播くときの時間的な余裕と、それを植える段になってどれだけ余裕があるか、4年目ではなかなか経験則というものが確立できない。

で、今日は午後にレタス類を植えたわけで。
そのあと、18時前頃から待望の雨が降ってきた。台風以来15日ぶりくらい。いま、20時を過ぎたけれど、まだ雨音が聞こえる。レタス類を植えたあとに如雨露で水やりもしたけど、それはなくてもよかった。なくてもよかった、というと損したような感じがするけれど、それはそれ、よかったのだから、よかったわけだ。損も得もない。



日曜、渚はバレー、真は休み。
朝:6時から水やり1時間、戻って朝ごはん。
午前:昨日の続きで玉葱の植え付けの残り30分、別の畑で水やり30分、さつま芋掘りを3時間ほど、13時過ぎて戻り、昼ごはん。
午後:冒頭のレタス定植のためにトラクタ耕耘、管理機で畝立て、植え付け作業は1時間ほどで、雨が降ってこないからとりあえず水やり、17時過ぎから明朝出荷の一部収穫をしていたら18時前から雨が降り始める。濡れながら収穫を続けたが、日没で見えなくなり、予定量の収穫ができないまま終了。残りは明日の朝とることにする。18時半あがり。



とにかく待望の雨。
9月が平年の2割りの雨で、10月も台風のときにちょっと降っただけだから、おそらく9~10月の2か月も平年の何分の1か、1割くらいしか降っていないだろう。これ、かなり異常なはずだけれどたいしてニュースにもならない。ま、しかし、とにかく今夜の雨は大助かり。朝までたっぷり降ってほしい。夜の雨は量が物足りなくても、じっくりと土の中に沁み入ってくれる。どうせこの先また乾燥続きなのだろうから。3日くらいトラクタ作業ができないくらいの雨でも、いまなら大歓迎だ。
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