38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

秋の香り、本番に。

2009年10月26日 | 農と暮らしの日記
秋の香りといえばこれ、蕪のまびき菜。
9/24に「3~4cm間隔」のつもりで手播きしたもので、それを1本おきにまびいたものを先週からセットに入れている。日ごとに大きくなり、「葉つき小蕪」と表記してもいいくらいのものも出始めた(蕪の部分が直径1.5cmを超えるような)。

蕪の葉はやわらかく、香りが高い。
おひたし、汁の実、炒め物、スパゲティや焼きそばの具、シチュー、ポタージュスープなど、何にでも使える。もちろん、蕪の部分も丸ごと入れて。

ちなみに「まびき菜」は「葉もの」の扱いで単価は600円/kg。
「小蕪」になると「葉もの」を卒業して、状態によって300~400円/kgになる。この蕪は「中蕪から大蕪」が本命といわれる品種なので、今回のまびきで5~8cm間隔くらいになり、次にまた1本おきにまびいて「葉つき小蕪」で出荷、最後に、状態が悪くならない程度まで大きくして「中~大蕪」どり、という予定。



10月も最終週となり月曜日。昼頃まで雨、午後も時折小雨。
朝:昨夕からの雨で安心したか、寝坊して6時半起床、急いで収穫1時間。戻って調製して市街の保育園にこの秋初の納品。帰宅して朝ごはん。
午前:8時半頃から再び収穫約1時間、戻ってセット荷造り、11時半頃から市街と氷見・小松方面に出荷。13時帰宅して昼ごはん。
午後:14時に県のHさんの案内で就農希望のKさん夫妻来訪、畑の見学、15時半まで。雨はあがったけれど、急ぐ畑仕事はないので、以降は机しごと。いま17時だけど先にブログも書いてしまう。



午後に来訪の就農希望Kさんは中国地方からの遠征。
西日本で就農地を探している途中だそうで、すでに愛媛県内でも何軒かの有機農業者を訪ねているという。養鶏を含めた有畜複合の野菜栽培を志向されているようだ。うちの畑のうち最も草だらけになっている夏の名残りの畑を除いて2か所を見ていただきながら、あれこれ話をさせてもらった。いろいろと苦労もあるだろうが、とにかく楽しみ楽しみ。「小さな農」がどんどん増えていくといいと思う。



<本日の野菜セット>例
人参、里芋(小芋・孫芋、親芋)、さつま芋、小松菜、蕪まびき菜、日野菜蕪まびき菜、大根まびき菜、茄子、ピーマン、辛い唐辛子、オクラ、などから。
※出荷伝票も根菜など秋冬野菜から始まる順番に変わり、夏の野菜は「あれば入れる」サブ扱いに。

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