38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

興隆寺、まんがら農園。

2008年11月17日 | 農と暮らしの日記
西条市丹原(たんばら)町にある西山興隆寺。
こんなところがあるということを、合併前の旧西条市で育った僕はずっと知らなかった。30歳になる前かなってからか、とにかくそのころ年齢のせいか故郷の地理や歴史への関心が強くなり始め、そんななかで当時はまだ「隣の隣」の自治体だった丹原にあるこの紅葉の名所のことを知った。

だいたい、「丹原」というところがどういうところなのかも知らなかったのだ。
そもそも観光とか旅行とかをさほど頻繁にしてなかった子どもの頃の我が家では、自家用車のなかったこともあって、歩いていけるところ(加茂川河畔の武丈、八堂山など)、自転車で行けるところ(図書館、民芸館、西条港など)にしか行かなかったし、そうでなければJRの電車(当時は「国鉄の汽車」)で出かける今治とか松山。バスで小松の「りんりんパークー」に行った記憶はあるけれど、「丹原」はまったく知らない土地だった気がする。



さて、その丹原の古寺の写真とは、なぜ?
きょう行ってきたからである。骨休めの紅葉狩りなのである、というのはまあ半分本当で半分は全然そうではない気がする。経緯は以下、いつもどおりの日記にて。

週明け、小松方面への配達が多い月曜日。曇り、ときどき小雨。
朝:6時半から収穫、ごはん。
午前:再び収穫、セットなど荷造り、11時前に薫と二人で出発、市街出荷と配達、宅急便センターに持ち込み、氷見・小松方面の配達。終わってちょうど12時。

午後:13時すぎに今日は市内・安用(やすもち、旧東予市域)の「まんがら農園」(野満さんち)を訪ねる予定なので、おにぎり弁当を持ってきているのである。1時間ほどあるので、小松からの道すがらにある冒頭の西山興隆寺に寄っていくことに決定。小松の大頭(おおと)から10分ほどで到着、軽トラを降りて山道と石段を歩いてのぼる。参拝や観光のお客さんも多い。祭りでもないのに西条でこんなにたくさんの人が同時に「歩いている」のを見かけるのは珍しい(小学校の集団登校を除く)。

標高差のためか、本堂付近まで上がると紅葉もまずまず。
少し降りてベンチに腰掛け、薫とふたりでおにぎり弁当。13時に軽トラに乗り込み、7~8分で野満さん家に到着。うちには何度も来てもらっているけれど、薫は初めての訪問。聡太くんが裸足で歩いてお出迎え。2時間ほど畑を見せていただいた。僕は何度か見せてもらっているけれど、今日はこれまで以上に美しい畑でした。小さな棚田を自ら次々に開墾した不耕起の畝に、秋冬野菜がいっぱい。農園のようすはブログでどうぞ。

16時半、帰宅。明朝ぶんの収穫、18時あがり。



<本日の野菜セット>例
人参、さつま芋、茄子、ピーマン、葉つき小蕪、葉つき大根、サンチュ(赤と緑)、小松菜、まびき菜各種(白さい菜、ターサイなど)、などから。

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