38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

冬の葱の種を播く。

2008年03月27日 | 農と暮らしの日記
藤田家族、春の食卓の定番、菜の花のスパゲティ。
これは小松菜の花で、茎の食感がしっかりしていておいしい。小松菜の花はまだまだとれるはずなのだけれど、春夏作に備えて畑を早めに片付けておきたいので、うちとしては珍しく、かなり早めにトラクタを入れてしまった。



木曜、今日は昼過ぎか夕方から雨、という予報。
朝:春休みに入ってややのんびりした朝食のあと、市街出荷、納品。
午前:雨が降り出す前にと、セット出荷を薫に任せてトラクタの作業。
午後:人参の追加の種播き、葱の育苗の種播き、レタスの畝のマルチ敷き。
夕方:明朝ぶんの収穫、あちこちの畑のこまごまとした手入れ。
夜、予報よりやや遅れたが、雨が降り始める。



雨が降る、というと仕事がはかどる。
ふだん気が抜けているわけではないと思うけれど、「雨の前に」と思うとむだな動きが少なくなる気がする。あるいは、必要最低限のことを割り切って、8割がたの仕事で妥協する、というような部分もあるかもしれない。

とにかく、人参と葱の種を播くことができてよかった。
とくに、葱は昨年、一昨年より少し遅れていたので、この期を逃して4月に入ってしまうと、ちょっと焦るところ。今日は昨年のメインの品種と、他に2品種を播いた。苗床にして、のべ300メートル。1cmで1本の苗がとれるとして、3万本……という計算だが、さてさてどうなるか。7月に移植、収穫の本番は冬である。

もう1品種、きょう播きたい葱があった。
だけれどそれは種をネットで注文して、なかなか来ないと思っていたら一緒に頼んだ種の準備が遅れている、というので、それはあとでいいから先に葱だけでも送ってほしいといったら、今夜になって届いた。ひと足違い。これは後日また別のところにでも播くことにする。



県の農政普及課から2件の調査。
ひとつは「有機農業者」としての、もうひとつは「担い手」としてのもの。いずれも経営面積や販売実績などを聞かれる。



<本日の野菜セット>例
人参、里芋、葉つき玉葱、ほうれん草、ブロッコリィ側花蕾、菜の花、サニーレタス、リーフレタス、など。
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